ネコぶんこ


2008年09月13日 肥る 編集

§ [Liber] ティルベリのゲルファシウス西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇

神聖ローマ帝国のオットー四世に献呈された『皇帝の閑暇』のうち第三部の訳本で、驚異譚を集めた本ですぅ。

民話説話集としても楽しめるですぅが、序文にある、しかるにじつは、《驚異》を創るのは、ある現象の原因を説明することのできない、わたしたちの無知なのだというべきです。という文の通り、十二世紀の聖職者であるティルベリのゲルファシウスという人が、聞き集めた不思議な話を当時のパラダイムの中でどう原因を理解、説明したか。という風にも読める本ですぅ。

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2010年09月13日 「そう。しかも自発的にそうさせるから、実行犯ですら己が誰のために奉仕しているのか気づいていない――これはそう云う事件だ」 編集

§ [DnD][4e][DarkSun] 『泥砂海(Sea of Silt)

泥砂海は広大な塵が堆積した低地で、ティア地方の東岸からおそらく数百、数千マイルに及んでいる。はるかな昔、そこは広大で深い大きな水の海だったが、今では岸の傾斜を降りると灰色の塵が一面に広がる平原に行き当たる――つまり今日のダーク・サン・キャンペーン・セッティングのプレビューである。

凪いだ日には、細かい砂の上を平野のように歩くことができるように見えるが、泥砂は人の体重を支えるにはあまりに軽くどこを渡ろうとしてもあまりに深い。泥砂海は浅く積もった塵に溺れないシルト・スキマーや渡れる足を持たなければ、旅を続けられない障害である。

『かすかなそよ風が積もった銀の砂を舞わせて表面を霧のようにする。たちこめた塵と空の間がわからなくなり塵の水底となる。風がより強く吹くとき、しばしば泥砂海は沸騰する塵の雲海となり、そのへりは深紅の太陽に染められる。そのような日に、海の近くを往く旅人はほとんどの場所で自分の足を見ることすら困難になる。塵は彼の服を、彼の顔を、彼の鼻の中を、そして彼の肺さえも包み込む。彼は地面や空を見ることもかなわず、彼が歩けば、彼の足はうっとうしい泥砂にじりじりと引きずられる。彼は方向感覚を失い、彼が海へと迷い込み永遠に姿を消すのはたやすいことになる』

――旅人の手記

また地形の障害に加え、海へ挑むものは泥砂の内外に住む巨大なクリーチャーと戦わなければならない。触手を持ったシルト・ホラー(Silt Horror)が深みをうろつき、巨人たちは彼らだけの知る秘密の道を歩み、浅瀬を放浪する。泥砂海の島も安全と同じくらいの危険が待ち構えている。そうした孤立した場所は活動を見られたくないふとどき者にとって理想的な隠れ家となり、島での抑圧された生活は多くの住民の凶暴性を引き出す。

西の残響山脈(Ringing Mountains)と南の南方荒原(Southern Wastes)のように、泥砂海はティア地方の境界を作るもののひとつである。多くの者にとって、海は事実上世界の終端である。その空白を横切って戻りみやげ話をする旅人はいない。泥砂を大回りする試みも同様に――北に行けば、旅人は渡ることのできない峡江と活火山の連山にぶつかるはずだ――危険である。南に行けば、旅人は命や逃げ場を失う、塩類平原と砂で覆われた荒野という砂漠地帯へ投げ出される。そこでも、海は狭まることも終わることもなく数千マイル続くように見える。控えめにいっても、それは気が重くなる終端だ。

ダウンロード(225キロバイトのPDF)

金曜日の予告:『砂舞台には多くの遺跡がある。崩れた塔が砂の荒野に建っている。棄てられた砦は石が転がる荒れ果てた土地にそびえ立つ。長い間所在が不明だったダンジョンは不毛地帯の迷宮にある。時おり、汚らしい生き物や野蛮な怪物が隠れ住み、不注意な旅人を料理したがっている。はたまた、値段もつかないような財宝が遺跡で見つかる。大胆な冒険者だけがそれを知っている』

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2012年09月13日 「誰のだった」 編集

§ [DnD][DnDNext] 『プレイテスターの横顔――ブライアン・パターソン(Playtester Profile - Brian Patterson)』

2012年08月24日、午前07時54分

投稿者:WotC_Trevor

トレヴァー・キッド:さてと、ブライアン。まずは君自身のことを少し話してくれないか?

ブライアン・パターソン:ああ!私はブライアン・パターソン。『d20monkey』というゲームを題材にしたウェブ漫画を描いている。私が最初のセッションをしたのはダンジョンズ&ドラゴンズの第2版で、ちょうど10歳の誕生日に小学校の入り口で(素敵な友達に囲まれて)のことだった。以来私は20年以上ゲームをやり続けている。私は長い間DM専門として、第1版にもさかのぼり、さらに第4版からD&D Nextのプレイテストまですべての版をプレイしている。近年、私が毎週行っている集まりは第4版からオープン・プレイテストへと以降した。そして最初のプレイテスト・パックに入っていたものですばらしい時間を過ごした。パックの中身はとても清潔で、適切で、あらゆる面が最高にわかりやすかった。近頃、私は分解しやすいゲームの大ファンになっている。それらはより想像的な体験をプレイヤーに与え、DMの制限も緩やかにする。

トレヴァー:君はもうこの前の月曜日に発表された、ソーサラーとウォーロックが入った新しいプレイテスト・パックを呼んだだろうか? 何か突出してすごいとか勘弁してくれと思ったことはあるかい?

ブライアン:あるよ。ぱっと見たところ、ソーサラーのクラスはとても私好みだ。私は以前の版からずっとウィザードとソーサラーのクラスのファンだったが、この解説は前の版でひどく失われていたように感じられる、クラスの生き生きとした様子が伝わってくる。竜の末裔や彼らの魔法的な力は、私を釘付けにした。私はそれに目を通し終わったらすぐにでもソーサラーを試してみたくなった。ウォーロックもだ。私はこれらを楽しみにしていたが、正直なところ私はそれが強すぎることを心配していた。誤解しないでほしいが、私はクラスごとに特殊なオプションを提供するという考えは好きだが、コア・ルールには一本筋が通って象徴的でなければならないと考えている。私はこの中で少数派だと自覚しているが、5種類のプレイ可能な種族と5つのクラスでD&D Nextのコアが発売されれば、幸せになれるだろう。私が見てみたいと心待ちにしているD&D Nextは、これまでの人生でいちども20面体ダイスをロールしなかった人にD&Dを真に導入できるものだ。そして、私は今のNextにそうなる素質があるとみている。ウォーロック、ドルイド、バードなどこれから出てくる専門的、補助的なクラスにはちょっと我慢してもらってね。

トレヴァー:君はD&D NextのDMをした? 君はD&D NextをDM側としてどう感じただろうか?

ブライアン:私はD&D(Nextでも他でも)でほとんどの時間をDMスクリーンの後ろで過ごしてきているが、これまでのセッションと比較しても非常に満足できるものだった。私がDMをしていてまず良いと感じたのは、一貫して『モンスター・マニュアル』内でステータス・ブロックが完結しているところだ。もしもステータス・ブロックを眺めるだけで完結せずに私の暗記能力を試される数秒が必要となるなら、私はゲームと同調する感覚を常にそがれていくことになる。私はその遭遇を控えめにしてしまうだろうか? 私はあるPC(あるいは全員)をの顔を思いがけない自体でゆがめられるだろうか? 私がこれまでのプレイテストで1つだけほめなければならないとしたら、それはモンスターの項目だろう。そして私は本当に、本当に、本当にそれらがあまりにも複雑なものになりはてないことを望んでいる。モンスターを簡単で、わかりやすく、そして危険なもののままにしてほしい。

トレヴァー:君はファイターが持つダイスについてどう思った? 君はどこか変更したかい?

ブライアン:魅力的だね。これまで、私はさまざまな理由である考えを愛するプレイヤー、憎むプレイヤーを見てきた。私はファイターと術者の多様性と“見せ場”について非常に大きな声でわめきちらす議論があることも知っている。しかし、私はそのそこまで白熱することが理解できない。そう。呪文使いクラスは非常に色気を持っているが、私はそうするために専門化などのサブメカニズムをいくつも積み上げる考えには同意できない。それは滑りやすい坂道のようだ。ウィザードの呪文発動能力に匹敵する熟練をファイターに与え、そしてローグには急所攻撃の能力、そしてクレリックは手に負えない唯一のアンデッド退散などなど。これらのゲームに合った能力――は、新規プレイヤーを満足させるだろう。私の意見は少し乱暴だが、ようは単純なままにしようということだ。もしゲームに新規プレイヤーを呼び込んで古いプレイヤーをテーブルへ呼び戻したいなら、特別なルールは少ないほうがいい。

トレヴァー:君はプレイの簡単さについて話したが、それ以上にプレイテストで気に入ったところはある?

ブライアン:君がその質問をするということは、クラス・デザインについての私の考えが少々お気に召さなかったかな? 冗談だ。私がD&D Nextで気に入ったのはキャラクター作成だよ。私のテーマと背景に対する愛は本物だ。テーマと背景によって今の生活から逃げ出せ、白い柵に囲まれたささやかなかわいい小さな家で新生活が始められるなら私はそうするだろう。私たちはそれらの柔軟性を実際に確かめようと、それぞれ異なるテーマと背景を持ったヒューマンのファイターを4体作成する実験を行なった。結果は同じクラスの4体がそれぞれ異なったキャラクターになった。それは私にとって、この版が長生きするということだ。

トレヴァー:君がゲームをデザインするなら、ゲームの基本としてどんなものを含めたい?

ブライアン:これまでのプレイテスト・パックでプレイヤーが使えるくらいのクラスとキャラクター・オプションは出てきたが、私は同じくらい(あるいはもっと)ゲームで――DMの側を見てほしい。DMは彼らが得られるさまざまな支援を含めてうまくまとめた、大量の(ステータスを楽に読める)モンスターとNPC、罠、危険要因の一覧表、旅、そして使える魔法のアイテムが揃って収められたDMの道具箱を必要としている。私がそれらを手に入れれば、私は手早く、あるいはその場の即興でセッションをまとめられる。そこを舞台にするためのキャンペーン・セッティングが含まれればそれはさらによくなるだろう。私が考えているのは、D&Dのコアにはこれからいう4冊の本が必要だということだ。

  • 『プレイヤーズ・ハンドブック』
  • 『ダンジョン・マスターズ・ガイド』
  • 『モンスター・マニュアル』
  • その版の象徴となるキャンペーン・ガイド(新人DMのための導入アドベンチャーつき)

トレヴァー:Gen Conで私たちは、D&D Next最初のセッティングがフォーゴトン・レルムだと知った。君はどんなセッティングの復活を見たい?

ブライアン:グレイホーク。私はフォーゴトン・レルムを見た翌年に、申し分なく幅広い最上級のデザインによるグレイホークの様子を見てみたい。私はFRのファンを攻撃しているわけではないが、長すぎた。グレイホークも注目されるロックスターにしてほしい。何かいい感じの理由が欲しい? それなら私は八者の円を挙げよう。D&Dとグレイホークのファンを長く続けていると、いくつかのゲーム由来の固有名詞にどんないわれがあるのかまったく知らずにゲームをしているプレイヤーを知っている。私はそれが少し悲しいのだ。モルデンカイネン、テンサー、ビグビー? グレイホークだ。恐怖の墓所? インヴァネスの幽霊塔? グレイホークだ。古きものアイウーズ? アイウーズがどれだけ恐ろしいのかプレイヤーが知っていないと少し残念だ。何もすべてを回顧主義にしろというのではなく、ゲームで培われた伝承を評価しようということだ。正直、私はレルム以外のさまざまな世界を見たい。『Planescape』、『Al-Qadim』、『ミスタラ』など、それだけのすばらしいセッティングがあるのだから。私たちがそ毎年、の世界について完全なすばらしいハードカヴァの製品を見ることができ、それでプレイヤーとDMの使うオプションがアッテプデートされてほしい。

トレヴァー:Gen Conで私たちはプレイテストが始まって2年はプレイテストとデベロップに2年は使うと発表した。君はその間待ってられるかい?

ブライアン:2年のデベロップで洗練され、私たちのすべてが受け入れ、最小構成でプレイできるD&Dの完全な版になるかい? 当然だろうけどね。デザイン・チームが可能な限り最良のゲームを作成し、公開するための時間があるなら私は満足だ。

トレヴァー:君の『d20monkey』でサムと仲間たちはプレイテストに挑戦すると思うかい?

ブライアン:ああ、そうする。あまり多くを語るのはやめておくが、それはそのうち公開される話で重要な部分を占めるようになる。何人かは前の版を手放せず……。


2013年09月13日 素盞鳴尊は、「分領なし」とて、御兄達と度々合戦に及ぶ。 編集

§ [NOVA] 2013年08月18日『DtoX

“ソウルスティーラー”セフィロス(14・♂・ニューロ=ニューロ=ニューロ◎●):積極的に外へ出て遊ぶイマドキのニューロキッズだが、その実態はブランチ名がハンドルになるレベルの凄腕ニューロ。プレイヤは荒原の賢者氏。

ガモウ・ユウジ(?・♂・エグゼク=エグゼク◎、ハイランダー●):ひとつの個体からさまざまに調整された無数の〈クローン〉によって構成される軌道の“法人”。さまざまな企業や個人から調査依頼を受けている。プレイヤは隠者氏。

ヴァンター(18・♂・カブト、カタナ、イヌ◎●):“暴走警官”レイから押しつけられ、ブラックハウンドの下請けをしている賞金稼ぎ。普段は弱気だが獲物はドレッド・ランサーで刺し貫く。プレイヤはアシタカ氏。

スドウ・ンドゥル(?・♂・カリスマ=カリスマ●、トーキー◎):CNNでアンカーマンを目指す日系アフリカ人。エラい人の息子でドラッグパーティに行くくらいの乱行はもみ消してもらえるらしい。プレイヤは森聖氏。

今回は『the Detonation』の締めくくりとして作成したシナリオ、『DtoX』のアクトだったですぅ。詳細はシナリオプロットにある通りなので割愛するけど、プレアクトで“ブラック・クロス”並みの痛々しさを目指してセフィロスが作成されたり、オープニングでヴァンターが“ブラック・クロス”黒木十字を発見するや否や「太郎君! 黒木さんちの太郎君じゃないか! あ、黒木十字はミトラスで続きを経て改名した名前という設定です」と言い出したり、リサーチの後半ではRLがこどもたちを追い回すドナルドの口真似をする一方、キャストが女装少年とショッピングモールの軽食コーナーで延々とオフ会をする流れになっていたですぅ。

そしてクライマックスでは超AIを操る“黄金の蜘蛛”、“ブラック・クロス”と停戦し、N◎VA全域にアクセスできるワイルドカード(《天罰》、《完全偽装》)やテラウェア重役のバイオメトリクス偽装(《突然変異》)を使ってまで超AI確保に動く日本軍を徹底的に神業で妨害(ヴァンター曰く「天上人の戦いは指し手が見えなさすぎる」)し、アーコロジーの中庭で突入に失敗した日本軍を「ねぇねぇ今どんな気持ち?」と煽り倒しているさまは爽やかですらあったですぅ。

結局新型IANUSを巡る陰謀は“黄金の蜘蛛”が“死亡”したことで明るみに出ることはなく、千早も新規格への移行を円滑に行なえるようになり、スクープをものにしたンドゥルもアンカーマンへ駒をひとつ進めていたですぅ。

そして、ウェブの某所では有志によるオープンソースIANUSの開発プロジェクトという新たな“しずく”が世界に落とされ、物語はTHE AXLERATIONへと続いていったですぅ。

「“黄金の蜘蛛”が死んだ? 冗談だろ」
「あいつはまた神の国を探しているのかな」
「だろうな。そのうち帰ってくるさ」


2014年09月13日 編集

§ [TRR][Oni] リプレイ『鬼の話~ミドルフェイズ:シーン8』

ミドルフェイズ:シーン8・密談(特殊)

GM:現在開示されていない情報は【渡辺充】、【幕閣への工作】です。なので、シーンの提案がないなら二回目の情報収集シーンになります。項目数も少ないし、小料理屋の演出と並行させてもいいですね。

十五郎:あ、いいですね。

貞親:そですね。

かくして、英傑であることを確認しあった銀次郎、三日月、貞親。そしていまいちピンとこない十五郎の四人は貞親が懇意にしてる小料理屋へとやってきた。店の者も慣れたもの。貞親の連れを見てすべてを察し、奥の部屋へと案内してくれる。

銀次郎:では、毘沙門組に関して得た情報を洗いざらい話します。

三日月:こっちも、お倫さんとかの情報をば。

お倫の素性と渡辺との関係を知った銀次郎は目を剥いて驚いた。無理もない。彼にとって渡辺充という男は、浪人に身をやつし関八州の妖異を斬る鬼神衆。妖異を狩る同志の貌しか持っていなかったからだ。

貞親:毘沙門組の話がひとしきり済んだところで中山について調べておいたことを話す、という感じですね。「あんまり御上を疑いたくないんだけどねえ」

十五郎:「白い米をこんなに食えるなんて!」とおひつでご飯を食べつつ、キャラ的には、新太郎のこともあるのでここで銀二郎から渡辺充のことを聞いておきたいです。

銀次郎:「落ち着きなせぇ、獣でももうちっと上品に食いやすぜ」と呆れ顔しつつ、渡辺のことも話すでしょうね。大切な友人だったという感じで。とりあえず《渡世の作法》をまた使って【渡辺充】の情報収集判定してみます。

出目は4だが積み上げてきたボーナスで難易度10の判定に成功。

渡辺充
  • 元鬼神衆、故人。
  • 数年前に【毘沙門組】の首領【金剛童子】という裏の顔が暴かれ、隠れ家へ踏み込んだ火付盗賊改方の与力、【中山昭孝】との戦いで斬り死にした。
  • 当時、彼には【お倫】という妻がいたようだ。
  • 名目上死罪の上獄門とされたが、実際は踏み込まれた現場で死んでいたようだ。

十五郎:「この先、なにかあっても新太にはその渡辺充が、どう死んだかってことは聞かせたくねえな」

銀次郎:「確かに。あっしらの胸の内に留めておくのが一番ようござんすね」

三日月:「人の世ってのは、まっこと理不尽なもんだねぇ」

銀次郎:中山に関してはお奉行にお任せします!

貞親:ういす。では【幕閣への工作】にいきます。コネクションで+2して難易度12に成功。

幕閣への工作
  • 中山は火盗長官の座を狙って幕府の要人に賄賂を贈るなど熱心に活動している。
  • しかし、目立った財産は無いはずの中山家がどこから金を手に入れているかが謎である。

銀次郎:「打出の小槌があるわけでもあるまいに……匂いやすね、そのお武家」

貞親:「ま、これこそ悪臭紛々たる……って感じかねえ。ああやだやだ」

三日月:「あるのかもよ、血塗られた打ち出の小槌が……ね」金剛童子は私が調べよう。といっても、あたしゃ素寒貧なので、祈る他ない。

GM:ここでは全員集まってるから財産ポイントの貸し借りありでいいですよ。

三日月:【理知】で……難易度12を突破!

十五郎:出目11!

銀次郎:スゲエー!

金剛童子
  • 大江山四天王の末裔を名乗る、毘沙門組の頭目。
  • これまでに二度隠れ家を暴かれて火付盗賊改方に討ち取られ、梟首された。
  • いずれも首がいつの間にか消え、一年もすれば毘沙門組を再編している。
  • このため、不死身の鬼として大変恐れられている。

GM:以上です。

三日月:「不死身の鬼……ぞっとしないわねぇ。そんなのが頭目じゃぁ、人の世で裁くことなんて出来やしない……」

十五郎:「んなはずあるわけないだろ、何か仕掛けがあるに違いねえ。ぶった切って見りゃわかるさ」

三日月:「こいつは、普通の人の手には余りそうね…どう思う? 銀次郎の旦那」とりあえず、渡辺の行動の真意はともかく。中山が一番怪しいですな。

銀次郎:「あの渡辺が陰ではそんな悪党働きをしてたってのか? あっしにゃあどうにも信じられねぇ」フルフルとかぶりを振って、「この上はお倫さんとやらに、話を聞いてみてぇんですが……いいですかい、旦那?」平賀の方に。許可を得て皆で話を聞きに行くってのはどうでしょう?

十五郎:そうですね。お倫から話を聞く必要があるし、あとは親子の安全を確保するというのも。

貞親:「ま、こうなっちゃあそれしかないねえ……あ、私はほら、仕切役とかじゃないから。聞くのは十五郎くんのほうじゃないかい?」とか言って韜晦しておこう。

十五郎:「……平賀殿がそういうなら。約束もある」

三日月:「そうと決まれば急ぎましょう。お倫さんは何者かに狙われてる。宵の口はまだ安心だけど、夜が更けてきたら危ない」

重五郎:おひつを抱えてがらっと立ち上がります。「お倫と新太のところにもどらねえと……!」


2016年09月13日 編集

§ [DnD][5e] 『改訂版レンジャー(THE RANGER, REVISED)』

Unearthed Arcana

マイク・ミアルス――2016年09月12日

去年のあいだ君は私たちがレンジャーにいくつかの新しい取り組みをしていたのを見ただろうが、そのすべては高レベルになってこのクラスを使うプレイヤーの不満と、ランキングで大差をつけてD&D一弱いクラスとされたことに焦点をあてている。

それら2つの要素は、私たちがこの改訂版へと導くために組み合わさった。改訂版レンジャーは今までのクラスの要素を多く持っているが、多くは変化しており、純粋に新たな原稿を読み進め、どう感じるかが重要だ。また同時に、この改訂版の公開は私たちに改訂版クラスをD&Dのゲームの一部としてどのように実装するのが最善なのか――そしてゲームが将来どのように進化するのか――を話す機会を与えてくれる。

君たちはこのシリーズで発表される素材を第5版プレイテストの第一波と同じように考えることができる。これらのゲームの仕組みは草案の形式なので、君たちのキャンペーンで使用可能であるがプレイテストとデザインの繰り返しで完全に調節されたものではない。これらはとても気まぐれで、不安定なものかもしれない。もし君たちがこれらを使うなら、どんな問題が起こっても裁定を下せる準備をしてくれ。これらはインクではなく、鉛筆で書かれている。これらの理由もあり、このコラムで提示される素材はD&D組織化プレイのイベントで合法的なものではない。

Unearthed Arcanaで発表される素材は私たちがいつか出版されるサプリメントに収録したいものから、私たちの自宅でやっているキャンペーンのハウス・ルールのうち共有してみたいものまで多岐にわたり、コア・システムのオプションから特定のセッティングの素材まである。一度それを公開すれば、君たちはそれがどのようにうまくいき、それを改善するために私たちができることがあるかを知るために君たちは私たちに接触することができる。

UNEARTHED ARCANA: THE RANGER, REVISED

ついに来た改訂版レンジャーは、まるで1st時代のような特徴を持ち、Favored Enemyも直感的になった良改訂に見えるですぅ。