2014年02月04日 [長年日記]
§ [DnD] カラ=トゥア諸国概説
フェイルーン(フォーゴトン・レルム)の東方にあるカラ=トゥア諸国について特徴を書いたメモが出てきたから何かの役に立つかもしれぬと掲載するですぅ。
あたりまえのことながら、漢字は付記されていた意味と音から推測してあてたものなので公式性などは一切存在しないですぅ。
ショウ・ロン(招龍)
- 1200年というカラ=トゥア最長の歴史と最大の版図を持つ帝国。
- 皇帝が強い権力を持つ一方、最下層の平民も才能を示せば出世できる官僚制度を持つ。
- 14の州とそれらを細分化した郡に分けられ、官僚たちが統治している。
- 国土は道路網で結ばれ、情報を首都ティエン(天)に集積するための駅家が置かれている。
- 治水事業によって水害は大幅に減っている。
- 貨幣は硬貨および紙幣で、信用も高い。
トゥ・ロン(土龍)
- 300年前に帝位継承権にまつわる戦争を経てショウ・ロンから独立した国。
- 戦争には地方貴族が尽力したため、彼らの権力は皇帝をしのぐほどである。
- 貴族は地位の世襲、税の免除などさまざまな特権を持っている。
- 政には不正がはびこり、平民が得られる出世の機会はごくわずかである。
- 国土は6つの州と郡に分けられ、それぞれを世襲の領主が独自に統治している。
- ショウ・ロン時代の公共事業はそのほとんどが放棄されている。
- 貴族の多くは皇帝への謀反を企てている。
ワ(倭)
- 名誉と実権を兼ね備えたヒデトミ家の将軍が諸大名を統治する軍事連合。
- 島の内部は将軍が下賜する藩に分けられ、将軍に従う限り大名は藩を統治できる。
- 戦士、特にサムライの地位が高く、大名はサムライに俸給として米を与えて忠誠の契約を結ぶ。
- 戦士の下には農民、職人、商人の厳格な身分制がある。
- 都市も壁によって隔てられ、夜になれば自分が住む区画へ戻らなければならない。
- サムライは復仇について独自の法と権利を持つ。
- 将軍への謀反や内乱を防ぐため、旅行や島への出入りは厳しく制限されている。
コザクラ(小桜)
- ワとよく似た文化の土地だが、数世紀にわたって大名同士の戦争が続いている。
- 大名は国や郡を支配し、常に奪い合っているため、冒険者が富や名声を得るのも容易である。
- 現在は皇帝を支援して幕府や将軍の権威を回復させようとする有力大名たちの戦いが特に激しい。
- 戦士の地位が高いのはワと同じだが、厳格な法がないため農民が領主になることも稀なことではない。