2014年11月23日 [長年日記]
§ [Ludus] 『Gのレコンギスタ』「メガファウナ南へ」
前半であの世界一般の暮らしを描写しつつ、後半ではスコード教のタブーや宇宙からの脅威といった世界を包むものにフォーカスしていくのが面白い回でしたぁ。
キャピタルの平和ゆえの緩さを堕落と評価するグシオン総監や滅びてもいいといってしまうクンパ大佐の発言も、スコード教が広めた価値観によって作られた世界への評価だとすれば、内情を知っている者の愚痴に感じられるですぅ。
そしてマスクはちょっとした遭遇戦だけだったけど、相変わらずのセリフと頑丈さでインパクトを与えてくれたですぅ。
§ [Promiscuus] Windows 95発売日
二十年前の今日、Windows 95が発売されたですぅ。
あれから二十年、随分と遠くへ来たのか、まだこの程度なのかは微妙なところかもしれないですぅ。
§ [Liber] 貞本義行『新世紀エヴァンゲリオン(14)』
各々が真情を吐露し、悔恨と希望を託し、そして彼らの意思が反映された世界はまた始まり、彼らは再び出逢っていくと、長い時間がかかったけど収まるべき場所へ収まり、まんが版『新世紀エヴァンゲリオン』、ここに完結ですぅ。
作者コメントに「この20年」と書かれていた時点で軽いめまいを覚えたけど、13巻の感想でも書いたように、友人にエヴァは凄いから絶対観るようにいわれたり、通っていた施設の近くにあった本屋さんで暑い日に単行本を買って施設で読もうとしたら冷房つけてもらえなかったり、楽しかった時代の思い出と深くシンクロしているので、なんともこういう形で書きづらいものがあるですぅ。ただ、当時の友人たちと連絡が取れなくなったり、施設が改組でよくわからなくなったり、街並みがすっかり変貌していく中で、当時を思い起こすことができるよすがであるエヴァは、私の中では特別な作品であり続けるのだろうと感じるですぅ。