ネコぶんこ


2015年02月03日 [長年日記]

§ [DnD][5e] 『Unearthed Arcana:エベロン(Unearthed Arcana: Eberron)』

エベロン・キャンペーンへのアップデート

マイク・ミアルス――2015年02月02日

D&DのR&DがRPGデザインのさまざまな新しく興味深い要素を君がゲームをするテーブルで使うために披露する毎月の実験場、Unearthed Arcanaの第一回へようこそ。

君たちはこのシリーズで発表される素材を第5版プレイテストの第一波と同じように考えることができる。これらのゲームの仕組みは草案の形式なので、君たちのキャンペーンで使用可能であるがプレイテストとデザインの繰り返しで完全に調節されたものではない。これらはとても気まぐれで、不安定なものかもしれない。もし君たちがこれらを使うなら、どんな問題が起こっても裁定を下せる準備をしてくれ。これらはインクではなく、鉛筆で書かれている。

Unearthed Arcanaで発表される素材は私たちがいつか出版されるサプリメントに収録したいものから、私たちの自宅でやっているキャンペーンのハウス・ルールのうち共有してみたいものまで多岐にわたり、大規模戦闘のようにコア・システムのオプションから、たとえばこの記事に含まれているエベロンのアップデートのようにセッティングに依存する素材もある。一度それを公開すれば、君たちはそれがどのようにうまくいき、それを改善するために私たちができることがあるかを知るために君たちは私たちに接触することができる。

エベロンのアップデート。今月分の記事は比較的素直なものだ。私たちは君たちが君たちのエベロンのキャンペーンを第5版へ変換することを助けるいくつかのルールを公開した。エベロンのキャンペーン・セッティングはキース・ベイカーによって作成され、2004年、最初にD&Dのために発表されたそれは魔法仕掛けの技術がもたらした飛空船、列車、そして20世紀初期のヨーロッパに相当する文明が向上した世界に、パルプ小説の冒険と陰謀を組み込んでいる。エベロンのなかでも中心的なコーヴェア大陸は、サイアリ王国がモーンランドと呼ばれる生命なき灰色の荒野になってしまった恐るべき対立、最終戦争から立ち直りつつある。その大災害は残った諸王国に衝撃を与え、不安定な平和をここまで保たせている。

エベロンのセッティングに関する完全な情報はdndclassics.comで購入できるいくつかのPDF製品にも掲載されている。この記事ではエベロンで独自の鍵となる要素のいくつかのため、仕組みの変換に集中している。

Unearthed Arcana: Eberron Material

流石に追加されたルール部分まで全訳する気力体力はないので概説するにとどめるけど、今回のUAではエベロンを再現するために新種族、チェンジリング、シフター、ウォーフォージドが追加されましたぁ。

アーティフィサーはウィザードのTraditionのひとつとして追加され、さまざまな魔法のアイテムをあらかじめ準備しておける特徴を持ったものになってるですぅ。

アクション・ポイントはPCをより英雄的に活躍させるためのルールで、1レベル時点で5点のAPを持ち、これはあらゆるd20ロールに上乗せでき、レベルアップごとに(レベル÷2)+5点がもらえるというもので、『DMG』のHero Pointに似たものですぅ。

そして最後のドラゴンマークは、《Dragonmark》という特技でドラゴンマークを得ていることを表現するようになりましたぁ。マークごとに大休憩で回復する呪文を修得するようになってるですぅ。