2015年04月04日 [長年日記]
§ [Ludus] とりあえずは一周
『デビルサバイバー2 ブレイクレコード』をとりあえずはトリアングルム編で一周しましたぁ。トリアングルムの正体とかは名前が出てる通りもうバレバレなんだけど、暗躍してる存在も前作が北極星だったからそうなるし、世界が情報によって構成されていてそれをいじりまわしてるならやはり来たか超大統一理論という感じで順当に話を盛った印象ですぅ。
トリアングルム編一番の特徴はキャラ萌え部分で、セプテントリオン編終了後のお互い知ってる関係からさらに踏み込んでいくところが印象的だったですぅ。
ただ、やはり世界は情報によって構成されていることの消化についてはいまいちな感がぬぐえず、データの再生などだけではなく、せっかくだからカルツァ=クライン理論を持ってきて、電磁気力と重力を統合して五次元以上まで次元モデルを拡張することで悪魔と呼ばれていた超常体を科学の枠に組み込み、第二次世界大戦直前に本土の霊的守護を担うためにジプスの前身が設立されたとか、そういう胡散臭いことをやってほしかったというのはあるですぅ。悪魔がなぜ物語に関わっているかが非常に希薄なので、そういうところの補完もしてほしかったけど、そういうのもなかったのは残念ですぅ。
ゲームとしては無印でやれた楽なことは簡単にはやらせないけど別の楽なことは用意してるデザインで、特に難易度がハネ上がる最終日は死に覚えて相性揃えたりする真3以降のメガテン感をちょっと感じるようになっていたですぅ。ただ、レベル的に手ごろでボスに刺さる能力を持った仲魔をデビオクで買えるから、下手なセーブして詰むような難易度ではないはずですぅ。
そして新規の侵略者はどれもこれも蓮の実や蛙の卵に生理的嫌悪を催す人が多いとわかってきた昨今よく通せたという造形ばかりで挑戦してる感じがあり、アルクトゥルスでもギリギリ攻めてると評価してたらその先にもっと酷いのが出てきたのはさすがだったですぅ。
なんだかんだいったけど、シミュレーションRPGとしては手軽にストレスなく進められるし、一定の歯ごたえもあるから充分に楽しませていただきましたぁ。
そしてこれからは二週目ですぅ。