2017年02月03日 [長年日記]
§ [DnD][5e] 2015年11月08日「Gnolls」
ガンダー三世(マウンテン・ドワーフのファイター4):兵士出身で冒険者になった、将来は鍛冶屋になりたいドワーフ。プレイヤは隠者氏。
プルートゥ(マウンテン・ドワーフのクレリック4):東の海を渡ってきた貴族出身のドワーフ。美丈夫である。プレイヤは荒原の賢者氏。
ヨロシーサ(ハーフエルフのバード4):カーレリアの盗賊ギルド経由で領主からの仕事も請け負う間者。主に運びをしている。プレイヤは森聖氏。
砦の廃墟で大儲けしたパーティは全員でお金を出し合って中古の商館を買い、プル―トゥが馬車二台と馬四頭を買い足し、本格的に商会を開業した。
慣れないせいか60gpほどの損を出しながら商売の準備で八日ほど経ち、彼らは前回手に入れた“商品”を西にあるダルカーの街へと運び始めた。ちなみに、廃墟で泡銭を手に入れた彼らの目的は、私財を投下して金回りをよくすることで、魔法のアイテムが市場へ出回ってくれば勝ちという冒険者らしいものになっている。
一日目は何事もなく街道を行く彼らだったが、二日目になって様子が変わった。ノールの戦隊が街道を封鎖していたのだ。彼らはパーティの荷車に襲いかかり、冒険者たちはもちろん応戦する。
街道はにわかに血戦場と化し、一行は馬車を守りながらノールやハイエナ、傭兵のオーガたちと戦い、最後にはハイエナに牽かれノールの族長の乗る戦車がやってきた。
ノール戦車隊と戦う中、ガンダーは戦場を見渡せる場所に位置を取るホムンクルスを狙撃するようにノールの族長から身振りで伝えられる。そこへヨロシーサが族長の行動を偽装するためにクラウン・オヴ・マッドネスを被せ、ガンダーがホムンクルスを撃って仕留めた。
しかし、長時間の戦闘で疲れてしまったヨロシーサがクラウン通ったしもう皆殺しだと族長に無差別攻撃をさせ、事態は泥沼と化すが、なんだかんだでノールたちを撤退させることには成功した。
ノールとの戦いが終わって二日かけてダルカーに到着した一行は、街の護衛をしている兵士から近くにアンデッドがわいている塔があると言われたものの、アンデッドに向いてないパーティなので丁重に辞退し、三日かけてカーレリアに戻るのだった。
今回は敵の多さなど特に考えず、1stの遭遇集『The Book of Lairs』に収録されている「Gnolls」をちょっと調整し、街道にウォーバンドが出てくる設定でプレイしたけど、あまりに大味に敵を出しすぎたせいでプレイヤの気が狂いかけたのが反省点ですぅ。