2023年03月29日 [長年日記]
§ [DnD][5e] 2023年D&D Directでの発表
今年のD&D Directは映画情報で持ちきりで、結果的にはRPGのロードマップ“も”発表する配信程度の重要度になっていたけど、情報は出たので要約するですぅ。
私の興味関心はRPGのD&Dなので、そちらに重点を置いてますぅ。
Minecraft × Dungeons & Dragons
今年のD&D Directのオープニングはマインクラフトを使ったムービーで、そのままD&DのDLCが出ます告知に繋がったですぅ。
また、これにあわせてD&Dの方では『Monstrous Compendium Volume Three: Minecraft Creatures』と題して、エンダー・ドラゴン、エンダーマン、オーバーワールドのウルフ、クリーパー、ブレイズがデータ化されてますぅ。
今年の新製品情報
その後は映画と小説とNeverwinter(MMORPG)の話がひとくさり流れ、最後の方でようやく今年のロードマップが来たですぅ。まずは既に発売された『Keys from the Golden Vault』は映画に出てくるReval's Endを舞台にしていますよという話がつかみですぅ。
春に出る『Bigby Presents: Glory of the Giants』は古強者にはおなじみのピグビーが巨人の伝説や文明を紹介する本ですぅ。
夏に出る『Phandelver and Below: The Shattered Obelisks』は、今までの色々なキャンペーンに出ていた謎のオベリスクにまつわる『ファンデルヴァーの失われた鉱山』を再構成したファンダリンが舞台のキャンペーンで、宇宙的恐怖じみた内容になるという話ですぅ。
秋にリリースされる『Planescape: Adventures in the Multiverse』は、外方次元界のあらゆるものが流れ着く扉の街、シギルを題材にしたもので、2024年に向けた地ならしでもあるみたいですぅ。ということは、2024年は次元界を旅するアドベンチャーを増やすのかしらんみたいな気持ちになるですぅ。
そして今年のしめくくりはデック・オヴ・メニー・シングスにフィーチャーした『Book of Many Things』で、多元宇宙の色々な相を見ていくという話ですぅ。
今後のメタプロットみたいな
配信の最後の方では、2024年にヴェクナが帰ってきて世界から世界を渡る恐怖と陰謀がアドベンチャーで明かされるみたいなことを言い出したり、この先五年間で更に仕掛けていくなど、メタプロット(アドベンチャーとアドベンチャーの間をまたぎ、その事件を体感させて年代が変わったりする仕掛け。共通体験の醸成に有効)路線になってきてるですぅ。
それによると、2025年にはレッド・ウィザードの物語で、それに合わせてアニメD&Dのヴェンジャーも復活するとか、『ウィッチライトの彼方へ』に出てきた“悪意の同盟”がまた別のアドベンチャーに出てくるなど、ユーザにアドベンチャーを“遊ばせる”ゲームに変化するための布石を着々と打ってる印象を受けましたぁ。
今回はRPG周りのネタが少なく、かなり食べ足りないので夏くらいの配信などをMATUことにするですぅ。