ネコぶんこ


2013年01月06日 自分を標的としたターゲット・マーケティング戦略に、長いあいだ持ちこたえたあとで屈してしまうこと。 編集

§ [Promiscuus] データ通信用SIM

せっかくテザリング可能な端末もあるしデータ通信用SIMの契約をしようかと考えているけど、まだ一番廉いのはServersMan SIM 3G 100じゃろうかという甘い認識だし、年末の出費がアレだったのでもうちょっと調べるですぅ。


2014年01月06日 編集

§ [DnD][4e][LnL] 『大成功!(It's a Wrap!)』

マイク・ミアルス

長く、しかしいい一年だった。君が許してくれるなら私はしばらくの間2013年を振り返り、私たちが何をしてきたかを話したい。これまで12ヶ月の間にダンジョンズ&ドラゴンズの世界で起こった事件のいくつかを見てみよう。

まず、D&D Nextのプレイテストは私たちの予想を打ち砕く驚くべきものになった。私はプレイテストが終了するまでに10万人が参加すると賭けていた。最終的に、その数は倍近くにもなった。

iOS版『ウォーターディープの支配者たち』はiTunes App Storeで売り上げの上位をつかんだ。11月期の全iOSゲーム中でもレビューでもっとも高い平均点を得て、 Pocket Tacticsのゲーム・オブ・ザ・イヤー2013にもノミネートされた。このボードゲームはウェブ配信番組TableTopでも題材にされ、何十万人もの新たなファンに紹介された。

“DMの星”クリス・パーキンスが主導したPAXでのD&Dライヴ・ゲームは、数千人のゲーマでシアトルのパラマウント・シアターを満員にし――さらに十万人以上がオンラインで中継を視聴した

Gen Conでは数千人の人々が私たちのイベントへ足を運び、D&D出展史上の新記録を塗り替えた。とても幸せそうなゲーム会場で私たちは新たな発見をした。また、“破砕(the Sundering)”の開始記念パーティ(あるいはD&Dの夕べ)はドリッズトを題材にした巨大な誕生日ケーキをたいらげながらゲーマと交流するよい機会になった。

『ビッグバン★セオリー』ではゲームの中でもうひとつの物語が展開された。およそ1600万人がそれを視聴した。

われらがR&Dチームの何人かを含む勇敢なD&Dプレイヤーたちは、Extra Lifeの資金調達キャンペーンで25時間耐久ゲームに参加し、Children's Miracle Network Hospitalsのために22000ドル以上の寄付を集めた。

知育玩具のKRE-Oチームとも共同作業を行なった私たちは、1980年代以来はじめてD&Dをおもちゃ売り場に戻す計画も発表した。製品の第一陣は2014年の早いうちに店頭へ並ぶだろう。

D&Dエンカウンターズの一環としてはふたつの新しくとても異なる形式のアドベンチャー――『殺戮のバルダーズ・ゲート』『クリスタル・シャードの影』――も開始し、ファンは“破砕”のイベントへ参加するとともに異なる版でプレイができるようになった。プレイヤーは『Sundering Adventurer's Chronicle Facebook app』でゲームの結果を報告することで、フォーゴトン・レルムの未来へ影響を与えることもできる。

そしてもっとも重要なのは、これまでの12ヶ月を通じて世界中の人々がテーブルを囲んでダイスを転がし、D&Dをプレイしたということだ。

こんなことは自慢にならない――私はそう認めているが、ここでは少し自慢させてもらおう。だが、私はこの年にD&Dチームが成し遂げたことにも同じくらい胸を打たれている。これまでに私が触れてきた数々の企画が始まることを電話やメールで知らせられ、会議や三者間通話に発展し、刺激的なものとして世界へと放たれる様子を見るのはとても楽しかった。

では、ここでこれまでを振り返りながら、(これらの全員で激務をこなしてきた)わがチームの仲間へ個人的な感謝を捧げたい。

  • ダン・ゲロンケイト・アーウィン、そしてジョン・シンディエットはその超人的な能力で重箱の隅をつつくようなR&Dの言葉を我慢しながらD&Dのアートワークを管理し、アーティストたちがすばらしい作品を創造する助けになってくれている。
  • ロドニー・トンプソンロブ・シュワルブ、そしてブルース・コーデルはデザインの第一線で戦い続けている。プレイテストの調査で私たちが好感触なフィードバックの山に埋もれてしまったのは、決して事故ではなかったのだ。
  • ジェレミー・クロフォードクリス・シムスピーター・リー、そしてスコット・フィッツジェラルド・グレイはみんながルールを探し回らずにゲームをプレイできるよう、文書の執筆と編集に尽力してくれた。
  • クリス・ヤングベン・ペトリショール、そしてトム・オルソンはD&Dをビデオゲーム市場へと導く羊飼いであり、より明るい未来の礎を築いてくれている。 /
  • クリス・パーキンスグレッグ・ブリスランドは私たちが順調に前進するために、見守ってくれている。
  • D&Dの雑学――あるいはどこでそれを調べるべきか――を知悉しているマット・サーネットは、ちょっとした疑問に対する答えを常にもたらしてくれる。
  • ニーナ・ヘスフリートウッド・ロビンス、そしてジェームス・ワイアットが非常に小さな助言と考えをふくらませてくれたので、私たちはこれまで“破砕”の小説を6冊まで出版できた。

そして君たちすべて――特にプレイテストに参加してくれた――が、2013年をこれまで紹介したような成功した年になることを助けてくれた。これからも挑戦を続けよう!

マイク・ミアルス

マイク・ミアルスはD&Dのリサーチ&デザイン・チームのシニア・マネージャだ。彼はレイヴンロフトのボードゲームやD&D RPGのサプリメント何冊かを手がけている。


2015年01月06日 編集

§ [Promiscuus] 過去に刻まれしもの

1996年あたりに更新されたウェブ日記で“ついに三十路突入です。ミサトさんの歳追い越しちゃいましたよ。”みたいな文章があると、四次元時空連続体の構造から開放され、自分の人生で一番楽しかった時期を延々と繰り返し続けるような生き方が提示されるような方向に人類の文明を進めたくなるですぅ。


2018年01月06日 編集

§ [DnD][5e] 『Fragments of Realms / フォーゴトン・レルム断章集

スターター・セット』の地図に描かれているネヴァーウィンター周辺のガイドと、主な神格の説明をセットにした『Fragments of Realms / フォーゴトン・レルム断章集』をDungeon Masters Guildで頒布開始したですぅ。


2024年01月06日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:神出鬼没の狩猟団(3レベル)

今週の小冒険は3レベルのキャラクター4人用ですぅ。辰年だしまずはドラゴンですぅ。

データ関係はOGLのものを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は3人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

神出鬼没のノールの狩猟団が街道を荒らし回っている。彼らは旅人から略奪した財産をレッド・ドラゴン・ワームリング、ラジャヌンに捧げているのだ。

ラジャヌンは放棄されていた小さな次元界、グローウーンをねぐらにしており、ノールたちはそこに出入りするための宝玉を使って移動を行なっている。

グローウーンの秘密を探り出し、ラジャヌンを倒せば冒険は終了となる。

冒険への導入

街道をノールの狩猟団が荒らし回っているため、キャラクターたちはその討伐に雇われる。報酬は1人100gpである。

1.遭遇戦

キャラクターたちが街道をうろついていれば、1d4日後にノールから襲撃される。

ノールたちの陣容はノールが3体、ジャイアント・ハイエナが1体である。

最後の1人になると、ノールは懐に手を入れて何かを動かすそぶりを見せる。これはアクションで、次の瞬間にノールはキャラクターたちの目の前から消えてしまう。

倒されたノールの懐には、四角柱型で赤みがかった透明の結晶のようなものが2つ入っている。この結晶は長い方の断面をぴたりと合わせると、合わせた者と1.5m以内にいる同意したクリーチャーをグローウーンへと転送する。グローウーンの中で同じことをすると、物質界で転送された場所に戻ってくる。

結晶の使い方についてプレイヤーが悩んだ場合、キャラクターに難易度13の【知力】〈魔法学〉判定を行なわせれば、この結晶はどこか別の次元界で産出されたものだと推定することができる。ディテクト・マジックを使えば、召喚術(テレポートプレイン・シフトの系統である)の強い力を感じられる。

ジャイアント・ハイエナ

大型・野獣、無属性


AC:12

hp:45(6d10+12)

移動速度:15m(50フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
16(+3) 14(+2) 14(+2) 2(−4) 12(+1) 7(−2)

技能:〈知覚〉+3

感覚:受動〈知覚〉13

言語:-

脅威度:1(200XP)


大暴れ:ハイエナが自分のターンに近接攻撃でクリーチャーのヒット・ポイントを0にしたら、ハイエナはボーナス・アクションとして移動速度の半分まで移動して噛みつき攻撃を行なえる。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:10(2d6+3)[刺突]ダメージ。

ノール

中型・人型生物(ノール)、混沌にして悪


AC:15(ハイド・アーマー、シールド)

hp:22(5d8)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
14(+2) 12(+1) 11(+0) 6(-2) 10(+0) 7(-2)

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉10

言語:ノール語

脅威度:1/2(100XP)


大暴れ:ノールが近接攻撃でクリーチャーのヒット・ポイントを0に減らしたターン、ノールはボーナス・アクションとして移動速度の半分まで移動し、噛みつき攻撃を行なうことができる。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

スピア:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)または射程9/36m(30/120フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ、あるいは両手持ちでの近接攻撃の場合6(1d8+2)[刺突]ダメージ。

ロングボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+3、射程45/180m(150/600フィート)、目標1体。ヒット:5(1d8+1)[刺突]ダメージ。

2.グローウーン外周部

グローウーンは赤みがかった透明な鉱物の中にある洞窟のような次元界だ。ここはぼんやりとした光が壁から発せられており、“明るい”空間である。

中心部にはラジャヌンの座所であるドーム状の空間があり、その周囲を円状に回廊が取り巻いている単純な形の次元界だ。回廊からドームへは1つの通路しかなく、狩猟団のノールたちはそこにたむろしている。

3.連絡通路

グローウーン中央部への通路は幅が6m(20フィート)ほどあり、そこを4体のノールと1体のミノタウロスが守っている。

ノール

中型・人型生物(ノール)、混沌にして悪


AC:15(ハイド・アーマー、シールド)

hp:22(5d8)

移動速度:9m(30フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
14(+2) 12(+1) 11(+0) 6(-2) 10(+0) 7(-2)

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉10

言語:ノール語

脅威度:1/2(100XP)


大暴れ:ノールが近接攻撃でクリーチャーのヒット・ポイントを0に減らしたターン、ノールはボーナス・アクションとして移動速度の半分まで移動し、噛みつき攻撃を行なうことができる。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:4(1d4+2)[刺突]ダメージ。

スピア:近接/遠隔武器攻撃:攻撃+4、間合い1.5m(5フィート)または射程9/36m(30/120フィート)、目標1体。ヒット:5(1d6+2)[刺突]ダメージ、あるいは両手持ちでの近接攻撃の場合6(1d8+2)[刺突]ダメージ。

ロングボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+3、射程45/180m(150/600フィート)、目標1体。ヒット:5(1d8+1)[刺突]ダメージ。

ミノタウロス

大型・怪物、混沌にして悪


AC:14(外皮)

hp:76(9d10+27)

移動速度:40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
18(+4) 11(+0) 16(+3) 6(-2) 16(+3) 9(-1)

技能:〈知覚〉+7

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉17

言語:奈落語

脅威度:3(700XP)


捨て身:ターン開始時、ミノタウロスはそのターン中に行なうすべての近接武器攻撃の判定に有利を得るが、次のターン開始時まで、それに対する攻撃ロールに有利を与えることを選べる。

突撃:ミノタウロスが目標に向かって最低10フィート直進し、同じターンに角による攻撃がヒットした場合、目標はさらに9(2d8)[刺突]ダメージを受ける。目標がクリーチャーの場合、難易度14の【筋力】セーヴィング・スローに成功しなければ、最大10フィート押しやられて伏せ状態になる。

迷宮記憶:ミノタウロスは自分が旅した経路を完全に思い出せる。

アクション

グレートアックス:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い5フィート、目標1体。ヒット:17(2d12+4)[斬撃]ダメージ。

角:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い5フィート、目標1体。ヒット:13(2d8+4)[刺突]ダメージ。

4.グローウーン中心部

グローウーンの中心部には、財宝の山にうずもれてレッド・ドラゴン・ワームリングのラジャヌンがまどろんでいる。連絡通路での戦闘に気づいている彼は、油断なくキャラクターたちと対峙する。

彼は戦闘しながらも「財宝は山分けでいい。俺に雇われないか」などとキャラクターを誘惑するような言葉をかけてくるが、もちろんこれは嘘である。彼はキャラクターたちが自分と同じくらいの力を持つと踏んで、仲間割れや不意討ちなどでどうしても排除したいと考えているのだ。

ラジャヌンのねぐらには6800cp、2700sp、200gp、50gpのルビー10個、250gpの芸術品が3個ある。

レッド・ドラゴン・ワームリング

中型・ドラゴン、混沌にして悪


AC:17(外皮)

hp:75(10d8+30)

移動速度:9m(30フィート)、登攀9m(30フィート)、飛行18m(60フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
19(+4) 10(+0) 17(+3) 12(+1) 11(+0) 15(+2)

セーヴィング・スロー:【敏】+2、【耐】+5、【判】+2、【魅】+4

技能:〈隠密〉+2、〈知覚〉+4

ダメージ完全耐性:[火]

感覚:疑似視覚3m(10フィート)、暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉14

言語:竜語

脅威度:4(1100XP)


アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い1.5m(5フィート)、目標1体。ヒット:9(1d10+4)[刺突]ダメージおよび3(1d6)[火]ダメージ。

火のブレス(再チャージ5~6):ドラゴンは4.5m(15フィート)の円錐状に火を吐く。範囲内のクリーチャーは難易度13の【敏捷力】セーヴィング・スローを行ない、失敗したら24(7d6)[火]ダメージ、成功したら半減ダメージを受ける。

結末

ラジャヌンを倒せば、この小さな次元界はキャラクターたちのものになる。しばらくは外界にいたノールたちが現われることもあるだろうが、その後は何かに使えるかもしれない。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。