ネコぶんこ


2011年01月07日 もしレシピ通りにできなかったら、名前を変えてしまえばいい。 編集

§ [DnD][4e] 2010年12月23日の財宝

収入

  • 585gp300sp
  • 宝石(100gp)×2
  • +1シールディング・ブレード・ダガー(4レベル)
  • バッグ・オヴ・ホールディング(5レベル)
  • +2マジック・ワンド(6レベル)
  • 7レベルの魔法のアイテム作成権(Uncommon)
  • ポーション・オヴ・ヒーリング×2
  • ポーション・オヴ・ヒーリング×2(使用済)

支出

  • 友達料(338gp)

2013年01月07日 無限の選択の余地を与えられたとき、選択しない傾向。 編集

§ [DnD][4e][LnL] 『D&D Nextの目標、その1(D&D Next Goals, Part One)』

伝説と伝承

マイク・ミアルス

新年は私たちのいるところと私たちが向かうところをじっくりと考えるよい機会だ。はじめに、私は君たちにD&D Nextが目指す目標の基礎を見せていきたい。今回のコラムからこの先何回か、私たちの行なっている作業の裏に隠された目標に光を当てていく。

まず、私たちを導くふたつの原理がこれだ。私たちはすべてをこの考えに基づき行なっている。

  1. ゲームの核となる要素でも普遍のものを持ったD&Dの版を作成する。
  2. 単純なゲームから複雑なものへ円滑に移行できるルールを作成する。

ではこれらは具体的に何を意味するのだろう?よろしい、では読んでいただこう。

D&Dの核となる要素

D&Dという会話型RPGは長い年月をかけ、いくつかの劇的な改訂を経てきた。今日のゲームのルールと6年前のゲーム、15年前のゲーム、25年前のゲームとの共通点はほんの少ししかない。それは会話型ゲームの世界で例外的なことである。多くのゲームは新たなコンテンツ、たとえばTCGでは新しいカードのセットを出しミニチュア・ゲームでは新たなユニットを出すが、ほとんどのゲームは最後まで基本ルールの再構築を行なわない。

ゲームの基幹部分であるルールを変更することは、君たちの共同体に亀裂を生じさせる。新たな版をプレイする人と古いものにこだわる人の間には明白な溝が生まれるが、より潜在的な作業上の問題もある。10年前に君のゲームから抜けた誰かが帰ってこようとしたら、最初からやり直さなければならないのだ。君は慣れ親しんだはずのゲームがそうでなくなっていたとして、戻りたくなるだろうか?

だからこそ、最初に掲げる大目標として特徴的なゲームの要素を継承したD&Dの版を作成することにしたのだ。かつて、数十年前にD&Dをプレイした人でさえ、D&D Nextには簡単に復帰できなければならない。D&D NextはこれまでD&Dがたどってきた歴史で提示されてきたさまざまなプレイ・スタイルに、ルール面などD&Dプレイヤーが認知し理解できる形で居場所を提供しなければならない。それが意味するものについては第2回で説明するが、D&D Nextはデザインの結果としてそれぞれの版がテーブルにもたらす一番の強みを届けなければならないということだ。ある版に何かの美点があるなら、D&D Nextはそれを提供するためにきちんと仕事をしなければならない。

円滑な移行のために

D&Dと複雑さについての話をするとき、私たちはまず新規プレイヤーについて考えることからはじめる必要がある。毎年多くの人がD&Dを試そうとする?その通り。事実、それは君が考えているよりおそらくはるかに多くの人々を惹きつけている。新たなプレイヤーを引き寄せるものこそ、D&Dが常に持っていた真実の力だ。しかし私たちが数年前に気づいたのは、入門用製品を探していた人でもプレイヤーズ・ハンドブックダンジョン・マスターズ・ガイド、そしてモンスター・マニュアルといったより深いところへ移行するプレイヤーはほんのわずかだったということだ。

1980年代の初期、ゲームのルールはとっつきやすく多くのアドベンチャーによってプレイは支えられていた。それ以来、ゲームはどんどん複雑になってきた。新たな版ではより多くのルール、より多くのオプション、そしてより多くの設定が加わった。たとえゲームのある部分が単純化されても、別の部分がよりわかりづらくなった。私たちはその傾向を逆転させ、新たなプレイヤーが簡単に盛り上がれ、既存のプレイヤーは世界規模の膨大なアドベンチャーの資産を活用してプレイし続けられるD&Dの版を作成しなければならない。

これは第2の大目標に私たちを導くものだ。私たちは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』と題されたRPG製品を作る予定だ。それは試供品やキャラクター作成と単発のアドベンチャーをやってみるようなものではない『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のゲームである。君が買えるD&Dは、会話型RPGの完全なキャンペーンをプレイできる。経験に関係なく、君はプレイを始めることができ、望むなら続きのために他の製品を簡単に見つけることができる。

既存のD&Dプレイヤーには、これがモジュール制の導入だと説明できる。単純なゲームができ、さまざまな方向へ拡張できる強い基礎を持ち、オプションと複雑さを連携させられるものを作りたい。私たちが新たなクラスだろうが登攀の詳細なルールだろうが、それらによってゲームの基礎を後付けのオプションに対応させるために改変することがないように。君がどんどんルールを導入しても基礎は変わることがないようにしなければならない。それが達成できれば、私たちは新たなプレイヤーに完全なゲームを提供でき、より経験豊かなプレイヤーを満足させるためにはオプションと複雑性を重層的に追加することができる。

第2回:常に、すべての版を

こうして見てきたふたつの基礎により、原理は導かれる。次回、私はこの2点がさまざまなD&Dの版のファンに意味するものをより深く追求しよう。

マイク・ミアルス

マイク・ミアルスはD&Dのリサーチ&デザイン・チームのシニア・マネージャだ。彼はレイヴンロフトのボードゲームやD&D RPGのサプリメント何冊かを手がけている。


2014年01月07日 編集

§ [Promiscuus] 大出費(予定)

どうも行きがかり上実になるかどうかわからない出費をすることになりそうで精神衛生によくないですぅ。


2023年01月07日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:キノコ狩りの護衛(1レベル)

今週の小冒険は1~2人の1レベル向けですぅ。

データ関係はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

この冒険は1レベルのキャラクター1~2人用の短時間で終わるアドベンチャーである。

キャラクターたちはウィラノ村という村で村娘のティセにキノコ狩りの護衛を依頼される。無事にティセのキノコ狩りを成功させたらアドベンチャーは成功となる。

冒険への導入

キャラクターたちがウィラノ村という村に滞在していると、村娘のティセ(ハーフエルフ)に声をかけられる。森にキノコ狩りに行きたいが、1人で行くのは心許ないので1人あたり銀貨2枚(2sp)で護衛を雇いたいということだ。

依頼を受けると、ティセは明日の朝から行くので準備をお願いしますと言い、一旦家に戻る。

1.森へ

ウィラノ村から少し歩いたところには森があり、森の恵みや薪を取る共有地になっている。

キャラクターたちはティセに案内されて森に着く。中へ分け入ると、ティセは倒木や大きな木の根元からキノコを見つけ、背中に背負った籠の中へ入れていく。

2.昼食と歓談

日が昇りきるまでキノコ狩りをすると、ティセは一休みしましょうとキャラクターたちの分も含めたお弁当を広げる。平焼きパンにハムと野菜を載せてふたつに折ったサンドイッチのような食べ物だ。

ティセは昼食を食べながら、冒険者の方なら村で住むわたしたちとは違う視点から何か見つけることができますかと質問をしてくる。

ここで難易度13の【判断力】〈生存〉判定に成功すると、キャラクターは枯葉の中から“豚の鼻”と呼ばれている珍しいキノコを発見できる。ティセは歓声を上げ、もしこれをゆずってくれたら銀貨1枚(1sp)を追加でお支払いしますと言う。

3.徘徊する獣

日が傾き始めた。そろそろ帰る頃合いだ。キャラクターたちが森の外に出ると、そこにはキノコの匂いを辿ってきたのか飢えた3体のジャッカルがいる。彼らはうなり声をあげてキャラクターたちに飛びかかってくる。

ティセは悲鳴を上げてキャラクターたちの後ろに隠れる。データが必要な場合、一般人のものを使う。

一般人

中型・人型生物(任意の種族)、任意の属性


AC:10

hp:4(1d8)

移動速度:30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
10(+0) 10(+0) 10(+0) 10(+0) 10(+0) 10(+0)

感覚:受動〈知覚〉10

言語:任意の言語1つ(大抵は共通語)

脅威度:0(10XP)


アクション

クラブ:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い5フィート、目標1体。ヒット:2(1d4)[殴打]ダメージ。

ジャッカル

小型・野獣、無属性


AC:12

hp:3(1d6)

移動速度:40フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
8(−1) 15(+2) 11(+0) 3(−4) 12(+1) 6(−2)

技能:〈知覚〉+3

感覚:受動〈知覚〉13

言語:-

脅威度:0(10XP)


鋭敏嗅覚・聴覚:ジャッカルは嗅覚と聴覚を使う【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。

群れ戦術:少なくとも1体のジャッカルの味方がクリーチャーから5フィート以内にいて、その味方が無力状態でない限り、このジャッカルはそのクリーチャーに対する攻撃ロールに有利を得る。

アクション

噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+1、間合い5フィート、目標1体。ヒット:1(1d4-1)[刺突]ダメージ。

結末

ジャッカルを倒せばそれ以上の脅威はなくウィラノ村へ戻れる。ティセが無事に帰れていたならキャラクターたちの活躍を村人たちに吹聴することになるだろう。

この記事はOpen Game Licenseに基づいて作成されている。Open Game Licenseに該当するのは、クリーチャーやアイテムの名前やステータスなどである。この記事の他の箇所は個人的な使用を除き、いかなる形式でも許可なく複製することはできない。