2023年01月07日 [長年日記]
§ [DnD][5e] アドベンチャー:キノコ狩りの護衛(1レベル)
今週の小冒険は1~2人の1レベル向けですぅ。
データ関係はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。
冒険の概要
この冒険は1レベルのキャラクター1~2人用の短時間で終わるアドベンチャーである。
キャラクターたちはウィラノ村という村で村娘のティセにキノコ狩りの護衛を依頼される。無事にティセのキノコ狩りを成功させたらアドベンチャーは成功となる。
冒険への導入
キャラクターたちがウィラノ村という村に滞在していると、村娘のティセ(ハーフエルフ)に声をかけられる。森にキノコ狩りに行きたいが、1人で行くのは心許ないので1人あたり銀貨2枚(2sp)で護衛を雇いたいということだ。
依頼を受けると、ティセは明日の朝から行くので準備をお願いしますと言い、一旦家に戻る。
1.森へ
ウィラノ村から少し歩いたところには森があり、森の恵みや薪を取る共有地になっている。
キャラクターたちはティセに案内されて森に着く。中へ分け入ると、ティセは倒木や大きな木の根元からキノコを見つけ、背中に背負った籠の中へ入れていく。
2.昼食と歓談
日が昇りきるまでキノコ狩りをすると、ティセは一休みしましょうとキャラクターたちの分も含めたお弁当を広げる。平焼きパンにハムと野菜を載せてふたつに折ったサンドイッチのような食べ物だ。
ティセは昼食を食べながら、冒険者の方なら村で住むわたしたちとは違う視点から何か見つけることができますかと質問をしてくる。
ここで難易度13の【判断力】〈生存〉判定に成功すると、キャラクターは枯葉の中から“豚の鼻”と呼ばれている珍しいキノコを発見できる。ティセは歓声を上げ、もしこれをゆずってくれたら銀貨1枚(1sp)を追加でお支払いしますと言う。
3.徘徊する獣
日が傾き始めた。そろそろ帰る頃合いだ。キャラクターたちが森の外に出ると、そこにはキノコの匂いを辿ってきたのか飢えた3体のジャッカルがいる。彼らはうなり声をあげてキャラクターたちに飛びかかってくる。
ティセは悲鳴を上げてキャラクターたちの後ろに隠れる。データが必要な場合、一般人のものを使う。
一般人
中型・人型生物(任意の種族)、任意の属性
AC:10
hp:4(1d8)
移動速度:30フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
10(+0) | 10(+0) | 10(+0) | 10(+0) | 10(+0) | 10(+0) |
感覚:受動〈知覚〉10
言語:任意の言語1つ(大抵は共通語)
脅威度:0(10XP)
アクション
クラブ:近接武器攻撃:攻撃+2、間合い5フィート、目標1体。ヒット:2(1d4)[殴打]ダメージ。
ジャッカル
小型・野獣、無属性
AC:12
hp:3(1d6)
移動速度:40フィート
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
8(−1) | 15(+2) | 11(+0) | 3(−4) | 12(+1) | 6(−2) |
技能:〈知覚〉+3
感覚:受動〈知覚〉13
言語:-
脅威度:0(10XP)
鋭敏嗅覚・聴覚:ジャッカルは嗅覚と聴覚を使う【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。
群れ戦術:少なくとも1体のジャッカルの味方がクリーチャーから5フィート以内にいて、その味方が無力状態でない限り、このジャッカルはそのクリーチャーに対する攻撃ロールに有利を得る。
アクション
噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+1、間合い5フィート、目標1体。ヒット:1(1d4-1)[刺突]ダメージ。
結末
ジャッカルを倒せばそれ以上の脅威はなくウィラノ村へ戻れる。ティセが無事に帰れていたならキャラクターたちの活躍を村人たちに吹聴することになるだろう。
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