ネコぶんこ


2014年07月25日 [長年日記]

§ [DnD][4e] 2013年1月20日(無題)

アゼリ・アダナ(ロングトゥース・シフターのガーディアン/ウォーデン/ホーンド・チャンピオン/エグゾールテッド・エンジェル25):。嵐や吹雪などいろいろな現象を起こして周囲の味方を護る自然の戦士。ケモ要員。プレイヤはアシタカ氏。

エスペランザ(エラドリンのスカラー/メイジ/スペルストーム・メイジ/エルフ・ハイ・メイジ25):冷気も好きだけど手広く属性を使えるようになった秘術使い。トリガーハッピー。プレイヤは荒原の賢者氏。

グスタフ・トラップ(ヒューマンのグルームロート・エミッサリー/シーフ/パラゴン・シーフ/レジェンダリィ・シーフ25):速くて痛い弓使いから転向した二刀流剣士。装甲は心許ない。バックスタブ人生。プレイヤは森聖氏。

セヴン(ドワーフのマーセナリー/ウォーロード/キャプテン・オヴ・フォーチュン/ウォーマスター25):斧を偏愛するドワーフ。飛び込んできた敵はひどい目にあう。キャプテンにしてジェネラルにしてマスター。流しの将軍をやっている。プレイヤは隠者氏。

前回の最後で引いた敵艦隊と接触するまでの時間で成長を済ませると、取りついてくるアンデッドや人造、そして虎の子のアポカリプス・スペルを破壊しながら最低限の制御を取り戻し、ウォーウィングの軌道を船団の中央へ補正し、パーティはカイタラスのジャマーシップへ乗り込んだ。

内部へ踏み込むとそこは奇妙な色のもやに包まれ、前へ歩くのもままならないほどの強力な幻術に覆われていた。パーティが〈魔法学〉で術を中和し、〈看破〉で本質を見破りながら進むと、そのカイタラスが飼うペットのナイトメア・ビーストと、その調教師が現われた。本体が出てしまえば脆いもので、あわれ獣と調教師は狭い船室の中で範囲型呪文と突撃の餌食になるのだった。

倒した調教師から主に人がいるのは機関室と艦橋だと聞き出した一行は、一直線に艦橋へ向かった。すると船底まで続いているような空洞と禍々しい気配を放つ列柱の向こうに、大鎌を構えたソロウスウォーンやスペクターを侍らせ、豪奢な椅子に座るカイタラスがヘラルド・オヴ・カラーレス・ファイアの光に照らされていた。

お互いを認識するが否やエスペランザはメイズを放つ。すると、どこかから
「タカシ、ご飯よ。ゲームなんてやめなさい!」
「うるせえババア! あーっ、消すなよ!」

Connection Lost.

この世ならぬ声が響き、それが途切れるとともにカイタラスの姿もまた消えていた。

その間に部下たちは処分され、食事が終わって復帰したカイタラスは喉首に短剣を突きつけられながら降伏を承諾した。

しかし、まだウォーウィングの始末は済んでいない。エスペランザはこの新たな力を欲しがったが、自然の調和のために力を振るう者を所有者にしてはいけないと考えるアゼリの顔も立てることになった。結果、物質界に落下するまでにブロートの武器庫まで次元転移させるためパーティはまたウォーウィング内部を奔走し、無事、転送に成功した。転送のさい、神が地球という物質界で贖ったハマーなる車が一台潰れたのは、やむをえない犠牲だったといえよう。

ブロートはいきなり出現した大物に驚きながらも事情を聞くとかつての部下がまだ秩序のためを主張して行動することを憂いつつも封印を誓い、ここにウォーウィングをめぐる一連の事件は解決した。

また、グスタフは影界で大きな力を持っていたカイタラスの組織と“提携”し、カーレリア周辺でより大きな力を持つことになる。