ネコぶんこ


2014年09月14日 [長年日記]

§ [NOVA] 2014年09月14日『永遠の詩――The Song Remains The Same――』

御堂アキラ(28・♂・カブト●、クグツ◎、カブトワリ):千早重工後方処理課所属の工作員。鍛えられた肉体にサングラスをかけ、搭載兵器を担ぐタフガイ。社に絶対の〈忠誠〉を誓う根っからのクグツで、先のアクトで生まれつつあったメロディへの特別な感情を殺すため、全身義体化の手術を受けた。音楽はほとんど聴かないし興味もない。プレイヤはアシタカ氏。

クルス・和人(?・♂・バサラ、フェイト◎、クグツ●):N.I.K.本部づきの探偵で、表沙汰にできないような事態を処理するプロフェッショナルでもある。肉体をサイバーアップした〈実験体〉かつ、結果だけもたらすなら便利な〈通過〉使いの超能力者。どんな相手にも臆することなく飄然と立ち回る。音楽はあまり聴かないが、だからこそ音楽家である佐村和也の良き友人。プレイヤは隠者氏。

ニコライ・葛木(?・♂・カゲ、レッガー●、イヌ◎):北米産まれの警察企業、Lone Star N◎VA所属の警官。自らの悪徳を満たせるチャンスでは躊躇しないが、それが警官としての実績に結びつくタイプのイヌ。ゆえに今回は北米連合大統領の懐刀、MIDの“ミスター・ジョンソン”に目をつけられた。音楽は警邏中にラジオで流行歌を聴き、意外なことにアイドル関係にも造詣が深い。プレイヤは森聖氏。

セフィロス(15・♂・カブキ◎、ミストレス、ニューロ●):『DtoX』事件で毒気が抜け、マンデインの平凡な生活にも身を入れ始めた矢先、前回のやらかしが元でセーフハウスが暴かれ、“メルトダウン”から刃を向けられることになる。メロディには微妙なライバル意識を持っていたが、現在は彼女の“物語”をプロデュースすることに楽しさを覚えている。プレイヤは荒原の賢者氏。

というわけで、『Artificial Romance』に続く『アウターエッジ』のミニキャンペーン二本目だったですぅ。

前回セフィロスが暗躍してメロディが伝説の中に消えたおかげで、傷心のアキラは義体化して前にも増して仕事人間になり、セフィロスはそのことを突き止めた千早雅之、もといオフの“メルトダウン”から刃を向けられて状況の釈明をする羽目になっていたですぅ。

それはそうと、ここのくだりで状況と自分の持っている交渉カードを冷静に判断し、少しでも自分が有利な方に話を持っていこうとするセフィロスはいいカブキだったですぅ。普段は超人プレイが板についているけど、要所で“負け”られるのも、凄いと感じましたぁ。

一方、N◎VAでは日本軍から戒厳令が布かれる中、クルスは佐村からの依頼でメロディのために立ち上がり、ニコライは北米の情報機関MIDのN◎VAアンカーマン“ミスター・ジョンソン”から日本の弱みを握るように依頼されていたですぅ。

道中は劇場のポップコーン消費指数、ピーナッツ消費指数、氷ばっかりのコーク消費指数がワイプで表示されながらも、次々と発生する問題と解決をジェットコースターで解決し、だいたいそのままコンバートしたあのゲストたちもセフィロスのより磨きがかかったニューロビート(〈芸術:電子芸術〉〈電脳〉〈†オンステージ〉〈†ジャンヌ・ダルク〉〈†ターボブースト〉)で倒しきり、キャストたちはに大団円を迎えたですぅ。

しかし、クルスの《天変地異》が〈通過〉を暴走させて敵を床と融合させてしまうのはWizardryめいていたですぅ。

今回はXになる直前のクロニクルプレイを行なったけど、後のことを知っているからこそできる日本軍で美作が出世した理由、メモリアイドル化計画、北米の新エージェント誕生など、N◎VA-X Beginsなアクトに仕上がったですぅ。

しかし、物語はまだ終わらず『クロス・ザ・ライン』の「Cross The Line」へと続いていくですぅ。