ネコぶんこ


2021年05月29日 [長年日記]

§ [DnD][5e] アドベンチャー:星の世界、そしてアーカムへ(2~4レベル)

Cの字混じりの小冒険これで完結、か? ですぅ。

データ系はOGLを使ってるので、そちらの参考にもどうぞですぅ。ただし、一部のデータは私が自作したものなので、そちらの引用はないようにしてもらいたいですぅ。

また、現在イエローサブマリンさんに第5版用のアドベンチャー集『駆け出し勇者の小冒険』、そして新作の『冒険者夜話』を1650円(税込)にて依託中ですぅ。さくっと遊べるシナリオをお探しの方は是非ですぅ。

冒険の概要

この冒険は2~4レベル程度のキャラクター3~5人向けの短時間で終わるアドベンチャーである。

ついにユゴスへのポータルがある部屋を解放したキャラクターたち。ミ=ゴは深く感謝し、ふたたびユゴスへの門を開くためポータルを操作する。しかし、長らく作動していなかったポータルからは時空の隙間に住むハウンド・オヴ・ティンダロスが這い出てくる。

ハウンド・オヴ・ティンダロスを撃退し、ポータルに入ってユゴスに行くか、この世界にとどまるかを決断すれば冒険は終了となる。

冒険への導入

ショゴスの封印に成功すると、後からミ=ゴたちがやってくる。彼らはポータルの環状列石を点検し、再起動に必要な装置を取り付けていく。

1.ポータル作動

ポータルが起動されると、黒い石の間を電撃が走り、独特の臭いが立ちこめる。

少しすると電撃は収まるが、しゅうしゅうと煙が出てくる。ミ=ゴたちは様子がおかしいと慌て、空間が歪んだポータルの中からハウンド・オヴ・ティンダロスが3体現われる。

ユググゴトゥンはこの事態を、長らく閉鎖されていたポータルがハウンド・オヴ・ティンダロスの巣穴になっていたのだろうと分析し、キャラクターたちに対処を頼む。

ハウンド・オヴ・ティンダロス

中型・魔獣、中立にして悪


AC:15(外皮)

hp:38(7d8+7)

移動速度:30フィート、飛行30フィート


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
15(+2) 13(+1) 12(+1) 17(+3) 21(+5) 17(-3)

感覚:暗視60フィート、受動〈知覚〉15

言語:-

脅威度:1(200XP)


角の移動:ハウンド・オヴ・ティンダロスは120度以下の角度があるところから、同じく120度以下の角度がある場所まで瞬間移動できる。

アクション

複数回攻撃:ハウンド・オヴ・ティンダロスは爪で2回攻撃する。

爪:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:6(1d8+2)[斬撃]ダメージ。このターン同じクリーチャーに爪の攻撃がヒットしていたなら、それは2d4[酸]ダメージを受ける。

舌:近接武器攻撃:攻撃+4、間合い5フィート、目標1体。ヒット:目標の【筋力】値は1d4減少する。これによって【筋力】が0になった目標は死亡する。そうでない場合、この減少は目標が小休憩あるいは大休憩を取るまで回復しない。

2.ユゴスへ

ハウンド・オヴ・ティンダロスを倒すと、ポータルは正常に動き始める。歪んだ空間の向こう側には、暗く冷たい空に黒曜石のような石でできた巨大建造物が建ち並ぶユゴスの地が見える。

ハワードやチェーシャが同行しているなら、彼らはここでユゴスへ向かうと言い、ミ=ゴたちとポータルの中に入っていく。キャラクターたちはどうするだろうか。

結末

キャラクターたちがユゴスへ向かうなら、久しぶりに観測地点3487(彼らはヌファーラッツの谷がある世界をこう呼んでいる)からの頼りが来たことを喜ぶミ=ゴたちに歓待を受ける。

ハワードが同行しているなら、彼はここからまた里帰りをすると言い、その護衛をキャラクターたちに依頼する。行く先は、彼の故郷、アーカムの街だ。

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