2022年08月19日 [長年日記]
§ [DnD][5e] ウィザーズ・プレゼンツ2022での発表
今日は2023年の製品展開を紹介するライブ配信、D&D Directで色々と発表があったので、目に付いたのをぽつぽつ紹介しますぅ。
One D&D
まず発表されたトピックは、2024年に訪れるバージョンことコードネームOne D&Dの話ですぅ。
これは現在の第5版と互換性を持つバージョンで、アドベンチャーやサプリメントを使えることを謳うのがひとつ、WotC直営になったD&D Beyondとの連携が密になるのがふたつ、そしてPCやスマートフォン、タブレットなどコンピュータの中のプレイ環境であるD&D Digitalが三つ目のウリだそうですぅ。
プレイテストはD&D Beyondで今日から小出しにされていくそうですぅ。
ドラゴンランス
前々から決まっていた5eでのドラゴンランス、『Dragonlance Shadow of the Dragon Queen』も、年代は竜槍戦争の時代で、今までの小説やゲームになかった部分の話だと詳細が出てきたですぅ。
これまでのプレイテスト版で出ていたように、ソラムニア騎士団や上位魔法の塔への所属は背景になり、プレイテストと同じならそれを取ることで特技をもらえたりするはずですぅ。
同じ頃に出るボードゲームの『Dragonlance Warriors of Krynn』は、大規模な戦争全体を遊べるやつですぅ。
これらは特装版の他に、D&D Beyond専売で他より2週間早く手に入れられるデジタルバンドル版も出るので、小売から色々いわれそうなことをまた始めよったですぅ。
日本語版
もろもろの事情で止まっていた日本語版は今冬からWotCが版元として再始動する予定ですぅ。
新しいCMも出たですぅ。
2023年の予定
いよいよお待ちかねな来年の出版予定は、盗賊活動にスポットを当てたアドベンチャー集『Keys From The Golden Vault』が冬、巨人の種族情報や彼ら由来のキャラクター・オプション本っぽい『Bibdy Presents Glory of the Giants』が春、『スターター・セット』同梱の「ファンデルヴァーの失われた鉱山」を一冊のキャンペーンにまで拡張した『Phandelver Campaign』が夏、デック・オヴ・メニー・シングズが題材になったDMとプレイヤへの本『The book of Many Things』が秋、そして2023年のトリは、さまざまな次元界への門がある扉の都シギルとその先での世界設定、『Planescape』となってますぅ。
ドリッズト35歳
来年はドリッズトが生まれて35周年なので、小説の特装版が出たり、若き日のキャッティ=ブリーのウェブトゥーンがリリースされる予定ですぅ。
今回のD&D新情報はこんな感じだったですぅ。
One D&Dに向けて5eは老人会向けアイテムを出して店じまいモードなのはなんだかなーではあるけど、新版のプレイテストも登録してしまったですぅ。