2012年08月24日 父さんは、ダグのかつての同僚のマーガレットと同じように、人間が自由時間を建設的に使うように造られているとは思っていない。 編集
§ [DnD] Gen Con 2012 - D&D Digital
Gen Con 2012のセミナ『D&D Digital』で話された内容をTwitterの@Wizards_DnDなどを参考に要約しましたぁ。
これはデジタル・ゲームについてのセミナで、開発中のMMO『Neverwinter』が話題のほとんどを占めているですぅ。
『Neverwinter』の概要
『Neverwinter』は『City of Heroes』などを開発したCryptic Studiosが開発しているフォーゴトン・レルムのネヴァーウィンターを舞台にしたMMO。
- 『Neverwinter』はインスタンス・ダンジョンやクエストに挑戦する形式のゲーム。
- 『Neverwinter』は基本無料プレイ。定額課金の予定もない。
- 『Neverwinter』は第4版のシステムを完全ではないが参考にしている。
質疑応答
それは難しいことだが、やってみたくはある。
構想はあるとしか答えられない。
DnDにも段階的に体験できるものを作りたいが、それは本当に印象強く良いものでなくてはならない。
今のところ、ダンジョン作成者は魔法のアイテムを準備できない。それができるようにする場合、私たちはユーザが作成した要素を私たちが準備する共有部分と切り離すだろう。
ユーザ作成コンテンツによってプレイヤーに何かを変える手ごたえを与えるのはもちろん、運営側にもプレイヤーがゲームの世界を変えていくためのイベントを準備するチームがある。
うーん……『Neverwinter』で傭兵を雇えるようになれば、それは本当にクールだろう……(沈黙)。
古典的なリアルタイムのMMO。
エンド・コンテンツは確かに私たちも気にしていることだ。コンテンツのほうにも新しいクラスのようなものも考えている。
2014年08月24日 編集
§ [NOVA] 2014年08月24日『Artificial Romance』
御堂アキラ(28・♂・カブト●、クグツ◎、カブトワリ):千早重工後方処理課所属の工作員。鍛えられた肉体にサングラスをかけ、ベクターIVを担ぐタフガイ。社に絶対の〈忠誠〉を誓う根っからのクグツだが、今回は何の因果かデビューを控えたアイドルの護衛をすることになり、自らの秘められた感情を自覚していく。音楽はほとんど聴かないし興味もない。プレイヤはアシタカ氏。
クルス・和人(?・♂・バサラ、フェイト◎、クグツ●):N.I.K.本部づきの探偵で、表沙汰にできないような事態を処理するプロフェッショナルでもある。肉体をサイバーアップした〈実験体〉かつ、結果だけもたらすなら便利な〈通過〉使いの超能力者。音楽はあまり聴かないが、だからこそ音楽家である佐村和也と良き友人としてつき合えている。プレイヤは隠者氏。
ニコライ・葛木(?・♂・カゲ、レッガー●、イヌ◎):北米産まれの警察企業、Lone Star N◎VA所属の警官。自らの悪徳を満たせるチャンスでは躊躇しないが、それが警官としての実績に結びつくタイプのイヌ。ただし手加減ができないのでホシはよく殺してしまう。音楽は警邏中にラジオで流行歌を聴き、意外なことにアイドル関係にも造詣が深い。プレイヤは森聖氏。
セフィロス(15・♂・カブキ◎、ミストレス、ニューロ●):『DtoX』事件で毒気が抜け、マンデインの平凡な生活にも身を入れ始めたニューロキッズ。ウェブでは〈芸術:電子芸術〉〈電脳〉〈†オンステージ〉〈†ジャンヌ・ダルク〉〈†ターボブースト〉でオーディエンスを盛り上げるニューロビートの人気アーティスト。音楽は“災厄”前のLPやCDまで集め、創作に利用しているため、メロディに微妙なライバル意識を持つ。プレイヤは荒原の賢者氏。
今回は『アウターエッジ』のシナリオをXにコンバートしたアクトだったですぅ。ゲストのメロディをアキラが護衛する物語が主軸で、これが割れ鍋に綴じ蓋というか、両方アレだからうまい化学反応が起きてなかなかいい話になったですぅ。それには納得いかんとセフィロスが乱入してさらに思わぬ方向へと展開して、次回へ続くことにあいなりましたぁ。
その一方で、ブラックハウンドのメモリ巡査が一夜限りのアイドルデビューを果たしたり、アマデウスという亡霊に引導が渡されたりと、他のゲストにも色々な波乱があってしっとりしながも賑やかに続編へ続いていったですぅ。
カット進行ではセフィロスのニューロビートに乗って攻撃しつつアキラがベクターIVで派手な〈†インターセプト〉を決めて達成値が制御値にすら届かないとか、メモリ親衛隊を使った《制裁》で判定前に重圧を受けて攻撃が潰されたりとゲストがとても酷い目にあっていたですぅ。
今回のシナリオはN◎VAのミュージックシーンに関わることだったので最初にキャストと音楽の関係性についてちょっと質問したけど、そのおかげか音楽周りを結構意識して演出ができていたようで、これはよかったですぅ。
2024年08月24日 編集
§ [DnD][5e] アドベンチャー:幻惑の遺跡(3レベル)
今週の小冒険は夏コミの新刊ソード・ワールドRの3レベルのキャラクター4人用ですぅ。
ソード・ワールドからゲスト出演しているデータ以外、データまわりはCC4.0のSRDを引用しているので、そちらの参考にもどうぞですぅ。
冒険の概要
キャラクターたちが“古代王国への扉”亭でくつろいでいると、店主のラウダが駆け出しの冒険者たちを連れてくる。ラウダは彼らがレックスの遺跡で手に負えそうにない場所を発見してしまったので、情報を買ってくれないかと持ちかける。
情報の場所へ行くと、スケルトン・ウォーリアーとキマイラが宝物庫を守っている。それらを倒せば、まとまった額の財宝が手に入る。
冒険への導入
キャラクターたちが“古代王国への扉”亭で休んでいると、店主のラウダが駆け出しの冒険者らしき数名を連れてくる。ラウダは「こいつらがレックスの遺跡で、“手に負えない”ものを見つけちまったそうなんだ。ひとつこの情報を買って探検してみないかい? なんなら情報料は俺が立て替えるぜ」と言う。情報料は1000ガメルだ。
キャラクターたちがこの申し出を受けると、冒険者たちはレックスのある場所で隠し扉を見つけたが、そこには武装した骸骨の兵士がいたことを話してくれる。難易度12の【知力】〈魔法学〉判定に成功すれば、その兵士が古代語魔法で作られるスケルトン・ウォーリアーだとわかる。
1.レックスの遺跡
パダ、レックスへの道中は割愛する。GMはこの旅の間にモンスターとの遭遇などを行なってもよい。
遺跡に入ると、前情報と同じ場所にうっすらと目印がつけられており、そこを押すと隠し戸が開いていく。
隠し戸の先には粗末な机と椅子がいくつかあり、奥には扉のある部屋があり、スケルトン・ウォーリアーが1体いる。スケルトン・ウォーリアーは部屋に入ってきた者を攻撃する。
奥の扉には鍵がかかっており、盗賊道具を使った難易度15の【敏捷力】判定で解錠できる。
スケルトン・ウォーリアー
中型・人造(魔法生物)、無属性
AC:18(チェイン・メイル、シールド)
hp:46(6d8+18)
移動速度:9m(30フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
18(+4) | 13(+1) | 16(+3) | 7(-2) | 10(+0) | 3(-4) |
ダメージ完全耐性:[精神]、[毒]
状態完全耐性:恐怖状態、消耗状態、毒状態、魅了状態
感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉9
言語:-
脅威度:4(1100XP)
肉なき体:スケルトン・ウォーリアーにはダメージ種別が[斬撃]、[刺突]の攻撃はクリティカル・ヒットしない。
アクション
複数回攻撃:スケルトン・ウォーリアーは2回のロングソード攻撃を行なう。
ロングソード:近接武器攻撃:攻撃+6、間合い1.5m(5フィート)、目標1つ。ヒット:8(1d8+4)[斬撃]ダメージ。
ロングボウ:遠隔武器攻撃:攻撃+3、射程30/180m(100/600フィート)、目標1つ。ヒット:5(1d8+1)[刺突]ダメージ。
2.幻惑の通路
奥へ続く通路は強力な魔法で守られており、これを見破れなければ同じ場所を歩き続けてしまう。ここに足を踏み入れたキャラクターたちは難易度12の【知力】判定に3回成功するまで、幻惑の通路をさまよい続ける。この判定は失敗すると消耗段階が1段階上がり、以後の難易度が-2される。この消耗段階の上昇と難易度の減少は何度でも累積する。
この通路の魔法は次の部屋に行こうと思った時のみ働き、入口に戻ろうとした時には働かない。
3.財宝の守護者
幻惑の通路を抜けた先には、宝石で彩られた宝箱がある。そしてその前には大きな黒い犬、ヘルハウンドが陣取り、今はなき主の宝を守っている。
宝箱の中身は空っぽだが、立派な細工やはめ込まれた宝石などでこれ自体が非常に価値のある品物だとわかる。貴族や好事家に10000ガメルで売れるだろう。
GMはこの宝箱にいくつかの魔法のアイテムを入れておいてもよい。
ヘルハウンド
大型・フィーンド(魔獣)、混沌にして悪
AC:15(外皮)
hp:45(6d10+12)
移動速度:15m(50フィート)
【筋】 | 【敏】 | 【耐】 | 【知】 | 【判】 | 【魅】 |
---|---|---|---|---|---|
17(+3) | 12(+1) | 14(+2) | 6(-2) | 13(+1) | 6(-2) |
技能:〈知覚〉+5
ダメージ完全耐性:[火]
感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉15
言語:-
脅威度:3(700XP)
鋭敏聴覚&嗅覚:ヘルハウンドは聴覚や嗅覚による【判断力】〈知覚〉判定に有利を得る。
アクション
噛みつき:近接武器攻撃:攻撃+5、間合い1.5m(5フィート)、目標1つ。ヒット:8(2d4+3)[刺突]ダメージおよび7(2d6)[火]ダメージ。
炎のブレス(再チャージ6):ヘルハウンドは4.5m(15フィート)の円錐状に火を噴射する。この範囲内すべてのクリーチャーは難易度12の【敏捷力】セーヴィング・スローを行ない、失敗したら21(6d6)[火]ダメージを、成功すれば半減ダメージを受ける。
結末
オランに帰ると、ラウダと駆け出し冒険者たちが待ち受け、土産話をねだってくる。
This work includes material taken from the System Reference Document 5.1 (“SRD 5.1”) by Wizards of the Coast LLC and available at https://dnd.wizards.com/resources/systems-reference-document. The SRD 5.1 is licensed under the Creative Commons Attribution 4.0 International License available at https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.
本作は、「著:水野良/グループ SNE」が権利を有する『ソード・ワールド RPG』の二次創作作品です。
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