2011年04月01日 技術のライフサイクルにおける第四の段階は死であり、死んだ犬と同じで役にたたない廃れた技術だ。 [長年日記]
§ [DnD][4e] ブルース・コーデル『新しいダメージ種別(New Damage Types)』
「うむ、多くのパワーはある種類のダメージを与える。しかしなぜ君は[火]や[酸]のダメージに縛られているのだろう? [カビ]や[感情]ダメージだってあるのだよ」
――多彩なる赤の魔術師、インファンドロス
特別なダメージ種別は通常[光輝]、[酸]、[死霊]、[精神]、[電撃]、[毒]、[火]、[雷鳴]、[力場]そして、[冷気]に限定されている。
広い世界を見回そう、君の敵に……君がそう好きではない人々を傷つけるより酷い屈辱を与えることを考えよう(特に今まで君の都合を考えず無遠慮にやってきた奴らに)……そして、そうだ、たまには君の友人たちに痛い目を見せてやろう(なぜって、ちくしょう、奴らは君が不機嫌になってるのに気づかないんだぜ? 彼らが君を悩ませ続けるなら、彼らは報いを受けるべきだ、そうだろう?)
ダメージ種別
愚か者[キーワード]:ダメージ種別。本当に、愚か者ダメージは君が目標の妄言を軽蔑していると表現するためだけにあるが、時によってそれは魂を落ち着かせるのにとても効果をあらわす。
カビ[キーワード]:ダメージ種別。この腐敗した綿ぼこりは君の地下室の壁に芽吹いている。それが君の目標の目を覆っていると想像してみよう。イヤアア!
感情[キーワード]:ダメージ種別。感情ダメージは君が目標に傷ついたことすら気づかせず完全に切り裂きたいときに使うとよい……彼は夜中に泣きながら目を覚まし、彼が人生の目的をひとつも達成できなかったと理解する。
くぁwせdrftgyふじこlp[キーワード]:ダメージ種別。君があらゆるレベルで君の優位性を強調したいならこのダメージを与えること。彼らはくぁwせdrftgyふじこlpされれば誰もあなたに干渉しようとしない。
地獄[キーワード]:ダメージ種別。学校でかっこいいと思われている君の友達が、[光輝]や[死霊]――[雷鳴]ダメージを与えていると君が暴露したいなら、攻撃で地獄ダメージを与えればいい。地獄ダメージ。君は最初にそれをここで聞いた。それは触れられない隙間にある次元を流動させて正体を暴くほどに凄い。そう。地獄ダメージ。
初心者[キーワード]:ダメージ種別。これは君の目標の腕前を、しばらく初心者にしてしまう強力なものである。彼らは突然どうやって自分の魔法のアイテムを使うのか、d20とは何なのか、そして誰に次のターンが回るのかを忘れてしまう。
神聖/不浄[キーワード]:ダメージ種別。それらのダメージは天使を泣かせ悪魔を唄わせたが、今はもうない……[版]ダメージを参照すること。
チキン[キーワード]:ダメージ種別。君が目標を彼の口に入れられたチキンの不可解な味によって戦場で朦朧状態のままにさせておきたいなら。
版[キーワード]:ダメージ種別。複数の版のうち誰かが君お気に入りの版をくさし、その版を守ろうと君が飛び出してかつて数百回の反撃したとき、君は[版]ダメージを与えていた。
被害妄想[キーワード]:ダメージ種別。君は彼らが君について何と言っているか疑問に思わないのだろうか? 彼らは君を弱らせるよう計画して料理しようとしていないだろうか? 多分君たちは彼らが君を笑っていると思うだろう、このやろう! 君がこう怪しんだなら、君は被害妄想ダメージを与える攻撃の目標になっているかもしれない。しかし思い出してほしい、君は被害妄想ダメージを受けたのだから、彼らはあなたをつかまえようなどと思っていない。
二日酔い[キーワード]:ダメージ種別。君が彼に恐ろしい忍び寄る恐怖を与えたいときはこの割れるような頭痛を君の目標に与える……たとえ彼がそれが何だったのか思い出せないとしても。
猛悪[キーワード]:ダメージ種別。猛悪ダメージは君の敵に彼らがすさまじく邪悪な何かから触られたことを絶対に忘れられないよう心に傷つけることを助ける点で、悪の二歩先を行く。そう、それは信じられないほど気持ち悪く――私たちはバケツ23杯分の血について語り――しかし君はときおり手加減をやめる必要がある。
ブルース・コーデル
ブルースはフリーランスとして『ロールマスター』といくつかのマルチユーザ・テキスト・ゲームのデザインを行ない、最終的に1995年にTSRでデザインを行なうことになった。オンラインでマルチユーザのD&Dゲームを作成する代わりに、彼は伝統的なロールプレイングのシナリオとサプリメントを作成し、それを楽しんできた。ダンジョンズ&ドラゴンズに加えて、ブルースは『マジック・ザ・ギャザリング』、『Betrayal at House on the Hill』、その他いくつかのゲームに関わっている。2002年、ブルースは小説の処女作を上梓し、以降も『フォーゴトン・レルム』を中心に創作を続けた。書籍とゲームの執筆をするかたわら、彼はキックボクシングと柔術にも親しみ、食生活も“粗食”にし、鬼のように読書をしている。
WotCの四月馬鹿企画から、ブルース・コーデルによる『New Damage Types』を訳しましたぁ。色々思うところがうかがえるものになってるですぅ。
§ [DnD][4e] 『バッグ・オヴ・ストゥーピド・ペット・トリック(Bag of Stupid Pet Tricks)』
これはおそらくたいして驚くべきことではないが、本当のこと、パーティには5つ――そう、君はすでに撃破役、指揮役、制御役、防御役を知っているかもしれないが――の役割がある。だが非公式な第5の役割。誰かはそれを道化、まぬけ、あるいはおとりと呼ぶかもしれない。『ダンジョンマスターズ・ガイド』ではこれを単なるプレイヤーの動機づけ(煽動役)と分類しようとしているが、私たちはこのテーブルを囲むお調子者に敬意を払おうと思う。
煽動役への特別な贈り物として、私たちは以下の魔法のアイテムを用意し……それがテーブルで役に立たなかった時、彼らの心をぎゅっと掴もうと思う。
この小さな革袋は見た感じ様々な色の寄せ集めである。使用者はバッグ・オヴ・ストゥーピド・ペット・トリックスから面白い獣を1匹取り出すことができる。使用者はバッグのパワーを起動するさい(君の現在のヒット・ポイントに関係なく)死亡セーヴィング・スローを行なわなければならない。
使用者がバッグ・オヴ・ストゥーピド・ペット・トリックスを起動してクリーチャーを召喚したとき、それは使用者から5マス以内の何物にも占められていないマスに出現する。空間はクリーチャーが無理やり入り込むことのないよう十分な広さを持っていなければならない。クリーチャーは(ほとんどの場合)使用者だけに従い、あらゆる言語を口にして叫ぶことによる君の命令、笛、必死の身振り、そして訓練した音に反応する。クリーチャーは遭遇の終了時までか十分な拍手を貰えるまで存在する。
召喚されたクリーチャーは使用者と同一のイニシアチブ値で行動する。それが行なうあらゆる芸は使用者のマイナー・アクション(使用者が命令を行なうために使用する)、そして召喚されたクリーチャーは通常行なえるはずのアクション(標準、移動、そしてマイナー・アクション)を取ることができない。これらのクリーチャーはその芸を行なうためにそれらのアクションすべてを使う。使用者が使用者のターンにマイナー・アクションをクリーチャーへの命令に使わないなら、それはゆっくりと周りをぶらついてそれの真価がわかる持ち主を探す。
召喚されたクリーチャーは雑魚で、所有者と同じ防御値を持つ。それは回復力を持たず、回復されることもなく、一時的ヒット・ポイントを得ることもない。ヒット・ポイントが0以下になれば、召喚されたクリーチャーは消え去る。
バッグ・オヴ・ストゥーピド・ペット・トリックス | |
Bag of Stupid Pet Tricks/愚かな芸を持つ動物の袋 | |
この地味な革袋は、味方と敵を驚かす訓練された動物を取りだす。 | |
レア | その他の魔法のアイテム |
パワー([一日毎]◆[召喚]):標準アクション。このバッグを使用して雑魚を召喚する(下記の表を参照)。どのクリーチャーが現れるかd8をロールして表の内容を適用すること。
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こちらはパーティの人気者になれそうなネタアイテムですぅ。
§ [DnD][4e] その他DnD公式サイトの四月馬鹿
April Rules Updateは、laevaさんが訳してくださっていたですぅ。
D&D Polearm Quizは、1stの『Unearthed Arcana』にたくさん収録されていた長柄武器の名前当てクイズですぅ。