ネコぶんこ


2012年04月01日 長い間、ゲーム制作者は、プレイヤーを自由で自立した存在として扱おうとしてきた。 [長年日記]

§ [DnD][4e] 『D&Dの未来(D&D Future)』

編集部より

クリストファー・パーキンス

何だ? 4月1日だ! それは投稿するための窓が開いたことを意味している。私たちは、君が持ち込んでくる記事やアドベンチャーを見てみたい。君がいくつかそうしたものを持っているなら、1通の電子メールにまとめてそれを送って欲しい。

ダウンロード(147キロバイトのPDF)

どこまで本当かわかりづらい今年の四月馬鹿企画の先陣っぽいEditorialを翻訳したですぅ。

§ [DnD][4e] 『D&Dミニチュアの新製品(New Line of D&D Minis)』

Stan!

2003年の発売以来、『ダンジョンズ&ドラゴンズ・ミニチュア・ゲーム』はヒットし続けた。そして8年間、それはミニチュア・ゲーム市場に出回る中でもっとも売れて人気のあるものだった。しかしすべての宴には終わりがあり、2010年のLords of MadnessはD&Dミニチュア最後の製品となった。

あるいは?

過去2年間、ファンはゲームの周りにとどまり続けた。ゲーム・デイやコンベンションのトーナメントには大勢の人々がつめかけ、フィギュアの単品は中古市場で取引され続けている。

「私たちはファンの言葉に耳を傾けましょう!」とアソシエイト・ブランド・マネージャのシェリー・マザノーブルは言った「でも原価の高騰で、私たちは――ロドニー・トンプソンが素晴らしいソリューションを見つけるまで――予算の都合がつけられないでいました」。

そのソリューションとは。ペーパークラフト・ミニチュア!

「この考えは私のグループでT1 Village of Homletを行なっていた時に思いついた」と、RPG部門R&Dアドバンスド・デザイナのトンプソンは語った。「私たちが濠要塞に向かった時、ミニチュアが1つ足りないことに気づいた。しかし私のガールフレンドは彼女がスカウトで学んだ折り紙を始めたので、私はそうして折られたカエルを1匹もらって、続けられた。結局、ペーパー・フィギュアは最後まで立ち続けた」

次の3週間、R&Dのスタッフは彼らの定常業務を返上し、一般的なD&Dのクリーチャー、キャラクター・クラス、そして種族をすべて折れるようにしようと1日あたり8時間の労働を行なった。大型サイズ・クリーチャーの折り紙はより小さくなるため、それで大きすぎるクリーチャーを作成することはあまりうまくいかなかった。

「これらのフィギュアは維持できない」トンプソンは言う。「私たちが超大型サイズのクリーチャーをマスから動かそうとするたび、腕や脚がもげてしまう。そして私たちは超巨大サイズのそれを立たせることすらできなかった!」

解決法について議論が交わされた。

「私はぬいぐるみの動物を本当に手配したかった」マザノーブルは言う。「ふわふわのタラスクはとても魅力的だわ! でも、それらは塗装済みのプラスチックより予算がかかるの!」

結局、問題を解決したのはまたロドニー・トンプソンだった。

「私のパーティはインペラーが待つ洞窟を探検していた」トンプソンは言う、「だから私は紙を巻き、それを円錐型にしてテープで止め、それを適切な大きさに切り取った。私はそれに目と牙の生えた口を描いてそれは子どもっぽいちょっと間抜けなものに仕上げた。それは本当に面白いものだった」

現在、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはそれぞれにステータス・カードを持つ『Paper Dragons』、切り取ってテープを貼るためのテンプレートや、接着するためののりしがある型紙を収録した128ページの工作企画を発売する準備をしている。

「これはこれまでで最大のD&Dミニチュアのセットだ」と語るのは、D&Dのシニア・グループ・マネージャのマイク・ミアルスだ。「セットには115種類のミニチュアが含まれており――君が白黒でそれらを印刷して自分で色をつけるなら、もっと多くなる」

この懐かしい製品の帰還を祝うため、私たちはすべてのファンのために超大型サイズのレッド・ドラゴンのフィギュアを無料で提供する。君が手に入れるためには、下のリンクをちょっとクリックすればいい。(多少の組み立てを行なう必要はあるが。)

ダウンロード(1984キロバイトのPDF)

次は新しいミニチュアについての告知ですぅ。

§ [DnD][4e][Dragon] Dragon410号(Dragon Issue #410)

目次

編集部より(Editorial)
著者:クリストファー・パーキンスとグレッグ・ブリスランド

投稿の窓は開かれ、私たちが見たいものはここにある。より多くのドラゴンランスについての提案。いや、嘘だけど。

われらの“けもの”道(The Way We "Were")
著者:ロバート・J・シュワルブ

ウェアウルフのための新しい恋愛ルールおよびキャラクター・オプションで君もトワイライト・シリーズのようにセクシーなライカンスロープをプレイしよう。

天翔けるカエルと友(Sky Frog and Friends)
著者:Ben Petrisor

君のキャラクターの宿命は星に綴られている! 君はヴォイド・ドラゴンの運命の子かもしれないしサソリに乗る天翔けるカエルと永遠に結びついているかもしれない。君の星座を選び、そしてそれに君のキャラクターの運命を決めさせよう。

奇怪な市場:防壁山脈の謎(Bazaar of the Bizarre: Thingamajigs of the Barrier Peaks)
著者:David Chalker

防壁山脈から役立つ物が発掘されたことなどなかった……これまでは。未来の異質な兵器を君のキャンペーンに持ち込みたいなら、この記事はそのためにある。

マズティカの恐竜族(Saurials of Maztica)
著者:ロドニー・トンプソン

君のフォーゴトン・レルムのキャンペーンをアイビアと失われたマズティカ大陸へ再配置し、プライモーディアルの魂を崇拝する知性ある恐竜の部族に加わろう。この記事は恐竜族のキャラクターをプレイするための基礎的なルールおよび種族特技が含まれている。

クリンの目:ダラマー(Eye on Krynn: Dalamar)
著者:エド・グリーンウッド

エルミンスターはシャドウデイルを離れ、ダラマーに彼の旧友を訪ねた。クリン人の大魔道士から学ぶ新シリーズの初回である。

エベロンの目:カニスの巨像(Eye on Eberron: The Cannith Colossus)
著者:キース・ベイカー

最終戦争の終結前、カニス氏族は合体して巨大な歩く巨像に変身する一連のウォーフォージドを作成した。この村を破壊する“ボルトロン”に何が起こったかを目撃せよ。

虫食い(Wormy)
著者:David A. Trampier

Dragon #132まで連載されていた、伝説のD&D4コマ漫画が帰ってきた!

Dragon #410の四月馬鹿仕様目次ですぅ。

§ [DnD][4e][Dungeon] Dundeon201号(Dungeon Issue #201)

目次

グレイホーク2023ミニキャンペーン(Greyhawk 2023 Mini-Campaign)
著者:John Rossomangno

想像しよう、はるかな未来のグレイホークで、ビグビー、メルフ、そして他の名だたる英雄たちのクローンが暴威を振るうドラゴンサイボーグや、“彼方の領域”の侵略者などと戦うところを。このミニキャンペーンは君が新しいキャンペーンを始めるに際して必要なものをすべて与える!

モルデンカイネンの未来冒険(Mordenkainen's Futuristic Adventure)
著者:ブルース・R・コーデル

グレイホーク市はくすぶるクレーターとなったが、すべてが失われたわけではない! 瓦礫となったグレイホーク城地下のダンジョンで、モルデンカイネンのクローンは“失われた階層”へのポータルと大魔道士ザギグが作り出した時間旅行機械の手がかりを見つけた。10~14レベルのキャラクター用D&Dアドベンチャーだ。

V1モジュール(Module V1)
著者:トレイシー・ヒックマン

1年前、ウィザーズ社員の一団がレイク・ジェニヴァの旧TSR倉庫を訪ねた。彼らは古いファイルと契約書の箱からトレイシー・ヒックマンによるヴァイキングの軍団と北欧神話を元にした古典的な墳墓探索型の未発表アドベンチャーの断章を発見した。AD&D第2版の8~10レベル・キャラクター用アドベンチャーだ。

王女の方舟最後の航海(Last Voyage of the Princess Ark)
著者:David Chalker

伝説的な空飛ぶ船、王女の方舟が墜落した! 真相を知るために残骸を調査士、死者の遺体を調べよう。ミスタラを舞台とした1~3レベルのキャラクター用D&Dアドベンチャーだ。

発掘された秘術:真実は向こう側に(Unearthed Arcana: The Truth Is Out There)
著者:Randall Walker

エイリアンは星の契約のウォーロックを誘拐し、彼が装備するロッドがエイリアンの探査装置であることを説明する。君は“彼方の領域”が恐ろしいと考えるだろうか? ここにはXファイルに想を得たものがある。

ヴェジピグミーの生態(The Ecology of the Vegepygmy)
著者:Téos Abadia

この小人は、おおむねP.F.Changの肉のレタス巻きのような味がするのかい?

D&D千夜一夜:アウルベア、彼らは黙っているか?(D&D Alumni: Owlbears are Dumb, Or Are They?)
著者:キース・ベイカー

クリス・ヤングはアウルベアが口をきけない理由と、彼らが次世代のD&Dゲームに迎えられてはいけない理由を説明する。バートは彼が間抜けだとクリスに話す。アウルベアの最終的な運命はこの特別なD&Dの投票にかかっている。

Dungeon #201の四月馬鹿仕様目次ですぅ。

しかしグレイホーク2023はジョークでなしにプレイしたいですぅ。

§ [DnD] その他2012年四月馬鹿企画

WotCのDnD公式サイトには変なモンスタを大量に集めたStupid Monsters Part 3もあるけど、さすがに今日は力尽きたですぅ。