ネコぶんこ


2012年05月31日 不当な税金を徴収する者、財産権を侵害する者、財産を詮索する者、人々の権利を否定する者、一般に暴力によって財産を得る者はいずれも圧制を行っている。 [長年日記]

§ [DnD][4e][LnL] 『プレイテスト:DM用資料の概要(Playtest: DM Packet Overview)』

伝説と伝承

マイク・ミアルス

今週の初め、私はプレイテストの資料で目を引く部分の概要を書いた。この記事ではDM用資料に注目する。

基本コンセプト:ルールはガイドラインとして使う

私たちがD&D Nextで目指す最大のものは、DMに彼らが使いたいなら使える道具箱を与えることだ。この世代のゲームの基本的な仕組みは判定、対決、セーヴィング・スロー、そして攻撃で、戦闘ルールや呪文はこれらの仕組みを利用する方法として準備されている。私の経験上D&Dでもっとも面白い部分は、ルールを杓子定規に適用する時よりもDMが判断しなければならなくなったプレイの方が多かった。

そこで、私たちはこれを目標にした。私たちは簡単にDMが即興の判断をできるようになるガイドラインとしてルールを作る。ある特定のルールが欲しいDMは、私たちがこの文書で紹介する変則的な行為について例示したガイドを読むことができる。たとえば、私たちは氷河の崖を登攀する判定の難易度は18で、失敗したら落下するといようなルールを作りたくはない。私たちがDMに与えたいのは難易度を決定するための良いガイドラインで、私たちはまた危険要因や判定の必要条件なども導入したい。そして、たとえば氷河を登攀することのように道具の使い方をDMに見せることで、私たちは彼らがキャンペーンを本当の意味で自分のものにし、DMの本分が本に頼ることよりもむしろ裁定者になることを望んでいる。

技能と一般的な作業:もっとも大きな思想の転換はこの技能関係のルールにある。現在の技能は君がその技能に関係することを行なう時に適用される変動するボーナスになっている。また、何かを行なう時に難易度を決定するのは、完全にDMの手にゆだねられている。たとえば、登攀のための決まったルールを提供するより、DMが状況を判断し、必要に応じて難易度、危険要因、そして必要条件を決定し、キャラクターが使える適切な能力値を判断したほうがよいと考えている。私たちはこれがゲームに多くの柔軟性を加え、非常に速く進行させられると考えている。加えて、DMは特にそれがいつ発生するかをルールで決定されるのではなく、いつダイスをロールすべきか、どんな論理でゲームを動かすのかを決定する。

この項は技能の項と同じ書式で一般的な作業を解説し、これはDMへのガイドラインとして開示される。これは規範としてプレイヤーにも触れられるルールではなく、DMが一般的な作業について判断し、意思決定することを助けるための手引きである。

混沌の洞窟(Caves of Chaos)

古参のD&Dプレイヤーなら、私たちがこのプレイテストで使うために調整したゲイリー・ガイギャックスの『国境の城塞』が元ネタのこのダンジョンを知っているだろう。このアドベンチャーに書かれているように、私たちはより制限を取り払った形でプレイにおける戦略を受けいれている。私たちはみんながこのプレイ・スタイルを楽しんでいるかや、ある状況を作ってグループが多くの自由がある中でさまざまな方法で立ち向かったり、ルールを拡張する様子を見てみたい。

怪物誌(Bestiary)

怪物誌で見られるモンスターは今のところやや第3版寄りで、そこに若干第4版の要素が加わっている。現在、モンスターがデザインの中で注目されている度合いは(魔法のアイテムと同じくらい)もっとも小さい。私たちはこのプレイテストで得られたフィードバックから助けを受けて前進し、私たちのモンスターへの姿勢を決定して最終的な姿をゼロから削り出す。彼らは現在も機能を果たせるが、私たちはもう少しくらいは煩雑さを持たせることなく強くて面白いものにできると考えている。

もし君がこの公開プレイテストの契約をしていないなら、私たちのD&D Nextのウェブサイトで行なってほしい。君が私たちに送る建設的なフィードバックが私たちには重要なのだ、君もこれらのルールを自分のテーブルで何度かテストしてほしい!

マイク・ミアルズ

マイク・ミアルズはD&Dリサーチ・アンド・デザイン・チームのシニア・マネージャだ。彼はレイヴンロフトのボードゲームやD&D RPGのサプリメント何冊かを手がけている。

§ [Promiscuus] Moleskine Lego購入

日曜日のセッションで測量野帳埋まったので、次のメモ帖にMoleskine Limited Edition Lego Yellow Brick Pocket Ruled買ったですぅ。

いつも雑に扱って表紙が危なくなるけど、今回はどうなることやらですぅ。