2012年08月17日 ぼくには兄弟三人、姉妹三人がいるが、ぼくらは一度も“抱きしめあう家族”だったことがない。 [長年日記]
§ [DnD][4e][DnDNext] 『The Future of Dungeons & Dragons(Gen Con 2012基調講演)』要約
昨日から開催されているGen Con 2012でDnD Nextや今後のフォーゴトン・レルムについての基調講演があり、いくつか新しいことがらも発表されたので今後の予定を中心に内容を軽く要約しましたぁ。
電子書籍の未来
2013年の早いうちに、既存の製品すべてを電子書籍として販売することが発表されたですぅ。フォーマットなどについては未発表だけど、2009年以来電子書籍が停止していただけに嬉しいニュースですぅ。
フォーゴトン・レルムの未来
フォーゴトン・レルムはNextで最初にサポートされるセッティングになるですぅ。
Nextに向け、フォーゴトン・レルムでは“災厄の時”や“呪文荒廃”のような大規模イベント、“破砕(The Sundering)”で大規模な動乱が起こりますぅ。
もちろんフォーゴトン・レルムなので“破砕”を舞台にした小説も、ドリッズトやエルミンスターなどを主人公に六冊が予定されていますぅ。ただし、それらの主人公が追い求め、解決するのはあくまでも彼らが抱える個人の問題になるとされているですぅ。
これは“破砕”がNPCからPCへ世界の担い手を移す試みでもあるですぅ。具体的には来年出版されるシナリオ二冊で発生する事件が、フォーゴトン・レルムを次の時代へ進める直接的な原因になると発表されましたぁ。
プレイテストの未来
プレイテストは二年ほど続ける予定と発表されましたぁ。現在のエンカウンターズなどで展開している“アンダーダークの隆盛(Rise of the Underdark)”が終わってから“破砕”が始まることも考えると、Nextは2014年をめどにしている雰囲気ですぅ。
現在のプレイテスト登録者は75000人以上だそうですぅ。
そして、近日中に魔法システムをモジュール化した実例でもあるウォーロックとソーサラーのPC作成用データ、さらに新しいシナリオが公開されることが発表されましたぁ。
事前の告知通りNextの製品展開については発表がなかったけど、来年の動きは見えてきましたぁ。
また、電子書籍は置き場と重さの心配がなくて凄く助かるので、できれば私が出先でも使える環境で発表してほしいものですぅ。