ネコぶんこ


2010年08月17日 「おまえなんか、必要ない」 編集

§ [DnD][4e][DarkSun] 『キャラクター・オプション(Character Options)

アサスの冒険者たちは残酷な魔王から無情な荒野まで、多くの危険に直面する。それでも大いなる運命を求める者たちは途方もない危険を打ち破らなければならない。冒険者は時おり彼らが護った者たちから感謝される。それ以外の時、英雄は恐れと疑いの元であり、アサスはめったに信頼や希望で報いることはない。

アサスの英雄的な冒険者として、君には他者に欠けている長所がある。君は自らの能力を伸ばし技能を磨くことで一般人から抜きん出ている。君には都市国家の法の外で生きる能力があり、荒野でなんとか生き延びるかごみごみした都市の雑踏で敵を避けることができる。そして今日のダーク・サン・キャンペーン・セッティングのプレビューで、我々は君にダーク・サンの冒険者――特に、ダーク・サンのウォーロック――の新しいオプションをお届けする。

『アサスは他のまともな世界の野蛮な影である。すべての種族はより立派な祖先のまったくもって野蛮な末裔だ。あらゆる生命体の本質ははるかな昔に消滅した先祖より悪く、ずるく、そして恐ろしくなるために捻じ曲がってきた』

――旅人の手記

ダーク・サン・キャンペーン・セッティングの第4章では、君のキャラクターをよりダーク・サンの設定向けに作成できる多くの要素が紹介される。君はページをめくることで以下の項を見つけることができる。

  • 秘術魔法:穢し(defiling)と保護(preserving)を含めた、アサスでどう秘術魔法が働くかのルール。
  • 荒削りな素質(Wild Talents):キャラクターにちょっとしたサイオニックの力を持たせる追加ルール。
  • 新しい作成オプション:荒ぶるバトルマインド(wild battlemind)、闘技場のファイター(arena fighter)、万霊のシャーマン(animist shaman)、そして魔王の契約のウォーロック(sorcerer-king pact warlock)がダーク・サンの設定に沿った新しいクラスの作成オプションである。
  • 神話の運命:歴史の流れを変えるほど長く生き残れたキャラクターは彼らのおこないに値する運命を得る。英雄は光と希望をもたらすアヴァンジョン(avangion)になるだろうし、破壊をもたらすドラゴン・キング(dragon king)になるかもしれない。
  • 特技:この項目はアサスで見られる種族のための特技を含む。また第3章で紹介されるキャラクターの“テーマ”を補助するための特技も紹介される。さらに、多くの特技によってアサスの闘技場で使われる特殊な武器も開放される。
  • 儀式:アサスに独特な驚異と過酷な土地で必要とされる新しいものや修正された儀式。
  • 装備:新しい装備で君のキャラクターは深紅の太陽の下で生き延びることができるだろう。

ウォーロックの魔王の契約

アサスでは、多くの聖堂騎士が秘術の力と引き換えに魔王と契約を結ぶ。魔王の契約は魔王が役に立つと考えた個人に与える訓練と魔法による変異をあらわす。この契約を結んだウォーロックは魔王があやつる力を引き出すことができる。

この契約のウォーロックはほとんどが魔王に仕える聖堂騎士だ。彼らのほとんどは、魔王の命令に従うということになっている兵、代理人、または下僕といった聖堂騎士の身分である。したがって、魔王の契約のパワーは味方を助けて近接戦闘に向いたものである。魔王はまれにその力を聖堂騎士以外の有望な弟子や特権を持つ貴族に与えるが、それはまれな例である。

新しいクラス特徴

君が妖かしの契約を選ぶとき、たとえばプレイヤーズ・ハンドブックやサプリメントの秘術の書の代わりに、君はもうひとつの選択肢として魔王の契約を選ぶことができる。

魔王の契約:君は魔王への忠誠を誓った。引き換えに、君の主人は妖しげな儀式によって君を秘術呪文使いへと変化させた。君がこの新たな力で行なうことは君次第――魔王は君を監視したり君の力を奪うことはできないのだから。だが、すべての魔王は疑り深く冷酷であるため、君がひとたび逆らえば、君は危険に身をさらすだろう。

ハンド・オヴ・ブライト:君はハンド・オヴ・ブライトを得る。

残忍なあざけり:君は契約の恩恵として“残忍なあざけり”を得る。君は仕える魔王の魔力である“残忍な力”を利用することでパワーを強化できる。遭遇の開始時に君の“残忍な力”は未使用状態である。君は“残忍な力”を使用するかどうかパワーを使用するたび、攻撃ロールを行なう前かパワーの効果が適用する前に決めなければならない。

君の“ウォーロックの呪い”を受けている1体の敵のヒット・ポイントが0以下になった時、君の契約の恩恵は、君がこの遭遇で使用した“残忍な力”を、未使用状態に戻す。君の“残忍な力”が既に未使用状態の場合、呪われたクリーチャーのヒット・ポイントが0以下になっても君は2回使用できるようにはならない。君が“残忍な力”を使用できるのはいちどの機会に1回だけである。

お勧めのオプション

魔王は強靱な体力と強固な自我を部下に求めるため、この契約のキャラクターは【耐久力】か【魅力】を1番高い能力値にすべきである。【知力】は2番目に高くするのがよい、なぜなら魔王の契約はそこから利益を得るからだ。【耐久力】か【魅力】のうち、君が1番高い能力値に選ばなかったほう、それを3番目にするとよい。君が遠隔攻撃をするつもりなら【魅力】を選んで低い意思防御値を強化し、君がパワーを近接攻撃で使いたいなら【耐久力】を選んで高いヒット・ポイントと回復力を得るのがよい。

お勧めのクラス特徴:魔王の契約*

お勧めの特技:《否定のあざけり》*

お勧めの技能:〈看破〉、〈事情通〉、〈はったり〉、〈魔法学〉

お勧めの無限回パワー:エルドリッチ・ブラストハンド・オヴ・ブライト*

お勧めの遭遇毎パワー:クルーエル・バウンティ*

お勧めの一日毎パワー:アッシェン・スカージ*

*印はダーク・サン・キャンペーン・セッティングで新しく追加されたオプションである。

ハンド・オヴ・ブライト
Hand of Blight/荒廃の手 ウォーロック/攻撃/1
君が広げた手の周りに黒い球体が音を立てて集まる。君はそれで近くの敵に一撃を加えるか、それを離れた敵に投げつけることができる。
[無限回]◆[死霊]、[精神]、[装具]、[秘術]
標準アクション 近接・接触または遠隔・10
目標:クリーチャー1体
攻撃:【耐久力】または【魅力】対“頑健”
ヒット:1d8+【耐久力】または【魅力】修正値の[死霊]かつ[精神]ダメージ。目標は使用者の次のターン終了時まで戦術的優位を与える。
21レベル:2d8+【耐久力】または【魅力】修正値の[死霊]かつ[精神]ダメージ。
魔王の契約:君が“残忍な力”を使用した場合、目標は1d8の追加ダメージを受ける。
サンド・シェイプ
Sand Shape/砂変化 ウォーロック/汎用/6
君は体を砂に変化させ、攻撃に抵抗したり個体の障壁を抜けることができる。
[一日毎]◆[秘術]、[変身]
マイナー・アクション 使用者
効果:使用者の次のターン終了時まで、使用者は実体を持たなくなり砂粒ひとつほどの隙間を通り抜けることができるようになる。使用者は攻撃を行なえず、何も拾うことができず、物体を操作することもできない。
維持・マイナー:効果が持続する。
プライス・オヴ・ディファイアンス
Price of Defiance/抵抗の代償 ウォーロック/攻撃/27
半透明の手が敵を握り、君の命令でそれを味方が待っている方へ向ける。
[遭遇毎]◆[装具]、[秘術]、[力場]
標準アクション 近接・接触または遠隔・10
目標:クリーチャー1体
攻撃:【耐久力】または【魅力】対“頑健”
ヒット:3d8+【耐久力】または【魅力】修正値の[力場]ダメージ。目標は使用者の次のターン終了時まで動けない状態となる。使用者は使用者の味方1体と隣接するように目標を5マス横滑りさせる。その味方は目標に対する近接基礎攻撃を機会アクションとして行なうことができ、ダメージ・ロールに使用者の【知力】修正値に等しいパワー・ボーナスを得る。
魔王の契約:使用者が“残忍な力”を使用した場合、使用者の味方による攻撃の後、使用者は使用者の味方1体と隣接するように目標を5マス横滑りさせることができる。その味方は目標に対する近接基礎攻撃を機会アクションとして行なうことができ、ダメージ・ロールに使用者の【知力】修正値に等しいパワー・ボーナスを得る。

金曜日の予告:残響山脈と泥砂海の間で、旅人は隠者、スリクリーン、放浪民の部族、孤立した村々、そしてアサスにまだ残る7つの都市を見つけることができる。人は全ての種族とクラスの人々に出会える。ヒューマンの貴族と奴隷、エルフの野盗、ハーフジャイアントの傭兵、そして非常に珍しいハーフリングの旅人にさえ。この地方はアサスのるつぼで、そこで異なる文化を持つ多くの人々は融和か衝突を強いられる。

本日のツッコミ(全7件) [ツッコミを入れる]

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2012年08月17日 ぼくには兄弟三人、姉妹三人がいるが、ぼくらは一度も“抱きしめあう家族”だったことがない。 編集

§ [DnD][4e][DnDNext] 『The Future of Dungeons & Dragons(Gen Con 2012基調講演)』要約

昨日から開催されているGen Con 2012でDnD Nextや今後のフォーゴトン・レルムについての基調講演があり、いくつか新しいことがらも発表されたので今後の予定を中心に内容を軽く要約しましたぁ。

講演の模様はJustin.tv録画データがあるですぅ。

電子書籍の未来

2013年の早いうちに、既存の製品すべてを電子書籍として販売することが発表されたですぅ。フォーマットなどについては未発表だけど、2009年以来電子書籍が停止していただけに嬉しいニュースですぅ。

フォーゴトン・レルムの未来

フォーゴトン・レルムはNextで最初にサポートされるセッティングになるですぅ。

Nextに向け、フォーゴトン・レルムでは“災厄の時”や“呪文荒廃”のような大規模イベント、“破砕(The Sundering)”で大規模な動乱が起こりますぅ。

もちろんフォーゴトン・レルムなので“破砕”を舞台にした小説も、ドリッズトやエルミンスターなどを主人公に六冊が予定されていますぅ。ただし、それらの主人公が追い求め、解決するのはあくまでも彼らが抱える個人の問題になるとされているですぅ。

これは“破砕”がNPCからPCへ世界の担い手を移す試みでもあるですぅ。具体的には来年出版されるシナリオ二冊で発生する事件が、フォーゴトン・レルムを次の時代へ進める直接的な原因になると発表されましたぁ。

プレイテストの未来

プレイテストは二年ほど続ける予定と発表されましたぁ。現在のエンカウンターズなどで展開している“アンダーダークの隆盛(Rise of the Underdark)”が終わってから“破砕”が始まることも考えると、Nextは2014年をめどにしている雰囲気ですぅ。

現在のプレイテスト登録者は75000人以上だそうですぅ。

そして、近日中に魔法システムをモジュール化した実例でもあるウォーロックとソーサラーのPC作成用データ、さらに新しいシナリオが公開されることが発表されましたぁ。

事前の告知通りNextの製品展開については発表がなかったけど、来年の動きは見えてきましたぁ。

また、電子書籍は置き場と重さの心配がなくて凄く助かるので、できれば私が出先でも使える環境で発表してほしいものですぅ。


2013年08月17日 これより膝丸をば「蜘蛛切」とぞ号しける。 編集

§ [DnD] D&D Digital: Past, Present, and Futureでの発表内容

以下はGen Con 2013のイベント、D&D Digital: Past, Present, and Futureで発表された情報ですぅ。

  • Neverwinterは最新の拡張『Fury of the Feywild』でフェイワイルドのマップやペット、キャンペーン、そしてサン・エルフとムーン・エルフが実装された。
  • DDOは28レベルまでが開放され、フォーゴトン・レルムの要素でアヴァターをカスタマイズできるようになった。最新の『Shadowfell Conspiracy』では“破砕(The Sundering)”と連動してネザリル帝国との戦いを描く。
  • Arena of Warは5~10分もあれば遊べる軽い遭遇型のゲームで、“破砕”の登場人物も出てくる。FacebookやTwitterと連携する。
  • iOS版ウォーターディープの支配者たちは、『スカルポートの悪党たち』の他にデジタル版のみの拡張を出す予定。リアルタイムや非同期型の対戦、AI戦もサポート。
  • DDIの今後やNextの電子版についてはまだ発表できない。

2014年08月17日 編集

§ [TRR][Oni] リプレイ『鬼の話~オープニングフェイズ:シーン3』

オープニングフェイズ:シーン3・丁子屋の惨劇(貞親)

時は少し遡る。

三日月が丈から仕事を請けた日の早朝、日本橋にある廻船問屋の丁子屋には、客と奉公人の代わりに役人と野次馬がごったがえしていた。

店の者が皆殺しにされた押し込みの検分である。

「……酷いものだ」

惨劇の痕を被うむしろを捲くり、蘭学奉行は眉をしかめた。

GM/与力:「仏はこれで全部ですね。酷いもんです。記録と突き合わせましたが、女子どもまで皆殺しですよ」

貞親:「傷から見るに斬り、刺し、殴り、なんでもありのやり口か」

GM/与力:「ええ、数年前にも江戸を荒らした毘沙門組の手口です。こいつが蔵に貼られていたし、間違いはないかと」与力が差し出したのは、血で鬼の顔と“毘”の文字が大書された紙です。記録によれば、過去の毘沙門組も同じものを現場に残してます。

GM/与力:「盗まれたのは金子とかさばらない舶来の品。殺しだけではない、目も利きます」

貞親:「長く生き残れば目も利くだろう。欲をかけばすぐに追い込まれる。私の時まで問題は残っていないだろう。ならば目利きの腕利きだけが生き残る。毘沙門組はそういう連中、ということだ……」とん、とん、と額を叩きつつ。

GM/与力:「しかし、奴らの首領はもう二度も死罪にされたはず……そこが面妖です。ああいう連中は頭が潰れれば散じるはず」

貞親:「ああ、そこが解せない。不気味というよりむしろ不快だ。己の死だけを受け取らない、その男の存在が」

GM:そんなことを話していると表口がにわかに騒がしくなります。

貞親:「どうした?」そっちの方に向かいましょう。

表口から響くのは、馬のいななきや、見張りをしている同心や小物たちがもみ合う声。

「何をしている!」

珍しく貞親が声を荒げて向かうと、そこには火付盗賊改方の与力、中山昭孝が部下を連れて馬上から町方を睥睨していた。

貞親:いらっしゃいましたね、では。「……中山殿か」めんどくさそうに言います。

GM/中山:「これはこれは。いえね、押し込みは我々の領分でもありますので一応見に来たわけですよ。町方は、何かと制限もありましょう?」武装の貧弱さなどをあてこするような態度で続けます。「ゆえに、ここは火盗が預かったほうがそちらとしても楽なのではないかと」顔に『さっさと捜査結果渡して引っ込んでろ』と書いているように慇懃無礼な態度です。

貞親:「いやいや、それには及びませぬ。北町には優秀な人員が揃っておりますれば、荒事の前に事を片付けましょう」荒事前提にしてる時点でダメだっつーの、ぐらいの不機嫌顔です。

GM/中山:「そうですか。でしたら我々は町方の検分が終わるまで横で待たせていただくとしますか」

貞親:「ご随意になされい。それほど時間もかけずにお引き渡しする故」中山が来てから十分ぐらいで退散しましょう。ここで調べられることはあまり残っていないし。

火盗は馬を店の真正面につながせる、近くの飲食店に陣取って捜査をじろじろ見るなど威圧してきたが、北町の捜査は表面上つつがなく終わり、貞親は火盗ともその結果を共有するよう部下に申し送りながら、現場を辞した。

無駄な意地を張って問題解決の害になるようなことはしない。平賀貞親とはそんな男であった。

GM:帰り際に【宿星:毘沙門組の悪事を追う】を差し上げます。


2023年08月17日 編集

§ [Ludus] コミケお疲れ様の巻き

コミケお疲れ様でしたぁ。幸い疫病に罹ることもなく帰ってこれたので、さっそく次の準備にかかるですぅ。

サークルのサイトもいじりましたぁ。

§ [Ludus][DnD][5e] 5e Zine vol.05企画書

これまで4年やってきた5e Zineが好評で、D&Dはホビージャパン版の在庫が払底してvol.04も完売したのを機に、vol.05を冬コミで出そうとここに企画書を公開しますぅ。

ターゲット(優先度順)

  1. 映画やバルダーズ・ゲート3でD&Dに興味を持った人。
  2. D&Dには詳しくないが、名前は聞いたことがある、存在は認識しているような人。
  3. RPGをプレイし、SNSで情報収集を行なう、即売会やホビーショップで関連商品を探すなど、知識を得るのに熱心な人。

内容

D&Dの経験が浅い人のプレイを軌道に乗せるためのサポート記事をメインにした合同誌。

大前提は前号を読まないでも大丈夫な記事。

5e Zine vol.04の内容を現在のWotC版D&Dやこれまでのノウハウ蓄積を反映した内容に更新する。

  • 製品の内容紹介と買い方ガイド。
  • 公式があてにならないのでフォーゴトン・レルムの設定解説が重要になる。
  • オンラインセッションの方法をツールに依存しないもので。
  • オフラインセッションの方法もいちから説明する必要がある。
  • ツールに依存する情報ではなく、ツールにアクセスするための情報。
  • M:tGネタも続投。
  • 楽に読めて遊べる付属シナリオ。

形態

同人誌(B5、左綴じ横書き、2段組)。

ライセンスはOGL準拠を諦め、本文内には製品名を明記してもいいようにする。ただし、レビュー、紹介、評論ととられる範囲にとどめるように。

非OGLなため、SRD5からの引用は不可。データを使うなら自作すること。

リリース時期

2023年12月30日。

頒布形態

コミケ会場で手売り。

イエローサブマリンさん、駒の時間さん、コノスさんに委託。

費用や報酬

印刷費は主催持ち。

報酬は参加者1人あたり2部(保存用と布教用)の現物。

原稿の再利用

制限なし。

出典を書いて宣伝してくれると嬉しい。

〆切など

8月いっぱい参加者募集(Twitterなどでコンタクトを取ると吉)。並行してネタ出し、すりあわせなどを行なう。

10月末、〆切。編集作業の本番開始。やりとりをしながら微調整を行なう。

11月末、入稿用原稿完成(希望的観測)。

12月、入稿(予定)。

原稿作成と手順

参加者それぞれが内容を申請して執筆→出そろったところで頁数調整などの編集→完成原稿へ……。

文字はテキストファイル、絵はPSDが望ましい。

紙面フォーマットはB5の2段組、1行22文字、48行×2段(見出しなどで変動あり)。

以上ですぅ。よろしくお願いしますぅ。


2024年08月17日 編集

§ [DnD][5e] アドベンチャー:恐怖の人喰い鬼(3レベル)

今週の小冒険は夏コミの新刊ソード・ワールドRの3レベルのキャラクター4人用ですぅ。

ソード・ワールドからゲスト出演しているデータ以外、データまわりはCC4.0のSRDを引用しているので、そちらの参考にもどうぞですぅ。

冒険の概要

キャラクターたちが街道を旅していると、オーガーに追われている人々がいる。

人々を避難させ、オーガーを倒せば遭遇は終了である。

冒険への導入

キャラクターたちが旅をしていると、向こうの方から悲鳴や殴打の音が聞こえてくる。

そちらを見てみると、人よりも一回り大きな巨人、オーガーが、棍棒を振り回して旅人たちに襲いかかっている。旅人たちは「あんたたち冒険者か、助けてくれ!」とキャラクターたちに助けを求めてくる。

1.旅人を逃がせ

キャラクターたちがオーガーと旅人たちの間に割って入るなら、キャラクターたちとオーガーまでの距離が9m(30フィート)、キャラクターたちと旅人たちまでの距離が9m(30フィート)の場所に入ることができる。

旅人たちは全力で移動すれば1ターンに18m(60フィート)移動できる。彼らを36m(120フィート)遠くまで逃がせれば、ひとまず安全圏に離脱させられる。

オーガー

大型・巨人(巨人)、混沌にして悪


AC:11(ハイド・アーマー)

hp:106(10d10+50)

移動速度:12m(40フィート)


【筋】 【敏】 【耐】 【知】 【判】 【魅】
19(+4) 10(+0) 16(+3) 2(-4) 13(+1) 7(-2)

感覚:暗視18m(60フィート)、受動〈知覚〉8

言語:ジャイアント語

脅威度:3(700XP)


蛮力:オーガーが近接攻撃をヒットさせたら、そのダメージにダイスを1つ追加する(攻撃には計算済み)。

アクション

グレートクラブ:近接武器攻撃:攻撃+7、間合い1.5m(5フィート)、目標1つ。ヒット:18(3d8+5)[殴打]ダメージ。

2.これからどうする?

旅人たちを逃がしても、このオーガーをそのままにしておくわけにはいかない。キャラクターたちはここで戦って倒してもよい。

しかし、逃がした旅人たちが「少し東に崩れそうな橋がある!」とも助言してくれるので、そちらへ向かっても構わない。そうするなら「3.橋の上で」を読むこと。

3.橋の上で

問題の橋はオーガーと戦っている場所から45m(150フィート)東に行った場所にある。そこは崖になっており、幅3m(10フィート)、長さ12m(40フィート)の壊れそうな木製の橋がかかっている。この橋は壊れかけであり、ACは15、3×3m(10×10フィート)あたりのhpは19である。

橋の下までは30m(100フィート)ある。落下した場合、10d6[殴打]の落下ダメージを受ける。橋の上にある程度傷つけたオーガーを誘導して橋を壊せば、殺してしまうこともたやすいだろう。

結末

オーガーを倒せば、旅人たちが街道を巡回している騎士に証人として口を利いてくれ、報償としてキャラクター1人あたり1200ガメルを得られる。

This work includes material taken from the System Reference Document 5.1 (“SRD 5.1”) by Wizards of the Coast LLC and available at https://dnd.wizards.com/resources/systems-reference-document. The SRD 5.1 is licensed under the Creative Commons Attribution 4.0 International License available at https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.

本作は、「著:水野良/グループ SNE」が権利を有する『ソード・ワールド RPG』の二次創作作品です。

© 水野良/グループ SNE「ソード・ワールドRPG」