2012年11月10日 極限状況に魅了されること。 [長年日記]
§ [DnD][4e] 『アンダーダークの不思議なキノコ(Weird Fungi of the Underdark)』
補遺d12
著者:ジェイソン・ショルティス
今年行なわれている『アンダーダークの隆盛(Rise of the Underdark)』キャンペーンでは、ドラウの地上世界への侵略を――進行中のD&Dエンカウンターズ・シーズンおよびD&D Lair Assaultでプレイすることができる。加えて近頃発売された『Menzoberranzan: City of Intrigue』により、君のキャンペーンはすぐにでもアンダーダークへ危険な旅へ出ることができるだろう。
DMが彼らの地下での冒険に詳しい描写を加えるために、(The Dungeon Dozenの)ジェイソン・ショルティスは以下の表――第1版DMGの補遺、表、およびランダム遭遇の魂を継ぐ――を準備してくれた!
アンダーダークの不思議なキノコ
マイコニドやシューリカー以外にも不思議な菌類は多く存在する。他にはどういうものがアンダーダークの深淵に存在するのだろう?
d12
- フエタケ:何者かが接近するとフエタケは心にまとわりつく不協和音を発する。
- ドクオオウカビタケ:反重力作用のある液体(収穫しても一時的にその特性を保持する)を外側についた袋に持ち、その群生はしばしば新たな餌場を求めて旅をする。
- ドワーフグイタケ:あるいは“ヨロイハミ”として知られるドワーフだけを宿主とするもので、全身を水虫が覆ってしまうような恐ろしく不快な症状を呈する。
- 火口の胞子:岩についた菌類が出す胞子でとても燃えやすい構造をしているが、秘密の空気分別法に熟練した技術を持つコボルドではないと集めるのが難しい。
- オドリタケ:音に合わせて揺れる細長いキノコ。
- オオガサ:危険が迫るときらきらと輝く胞子を噴出させる。
- ハナビタケ:爆発して飛び散ることで洞窟の天井での生息域を広げていく。
- ダイカイテンホコリタケ:菌類の中では無害な存在。
- シックイタケ:粘着性を持つのでアンダーダークの建造物に使われている。
- ソコナシタケ:深い穴に群生することに適応し、落ちてきたあらゆるものを消化する菌類。
- ススリナキタケ:近づかれるとあわれさを誘う悲しげなすすり泣きや叫び声を発する。
- ホウシャネツタケ:代謝熱が非常に高く、熱感知視覚を持つクリーチャーへの目くらましになる。
著者について
ジェイソン・ショルティスは昼間は社会福祉事業で働くが、夕方には自由となって文章や絵を描いたり、ロック・バンドで演奏している。D&Dは彼の心で特別な地位にある。彼のほぼ毎日更新されるブログ、『The Dungeon Dozen』にはもっぱら12面体ダイス用のランダム表が書かれている。